Hitachi

 Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(AIX用)


4.1.17 システムをバックアップ,リストアする場合の注意事項

OSのmksysbコマンドなどで作成したバックアップのリストア先としてLUを選択する場合,HDLMデバイスを削除してからバックアップしてください。

HDLMデバイスの削除については,「7.13 dlmrmdev HDLMドライバー削除ユーティリティー」を参照してください。

HDLMデバイス削除後の再構成時に,HDLMデバイスと物理ボリュームの関係を引き継ぐ必要がある場合は,「4.5.7 HDLMデバイス名を変更しない再構成」も参照してください。

HDLMデバイスを構成したまま作成したシステムバックアップのリストア先にLUを選択した場合,次のメッセージがリストア時に出力されることがあります。

Method error(/usr/DynamicLinkManager/bin/dlmChangeDev):
  0514-068 Cause not known
sh:/usr/DynamicLinkManager/bin/dlmChangeDev:not found

BOS Install:Could not initialize hdiskXX.
You may want to run dignostics on the listed hdisk(s)

ID# OPTION
1    Continue
2    Perform System Maintenance and Then Continue

Enter ID number:

hdiskXXは,rootvgを構成するために指定した物理ボリューム名です。

メッセージが出力された場合の対処方法として,次のどちらかを実施してください。

  • リストア先として選択するすべての物理ボリュームに,PVIDが割り当てられている場合

    リストア中に上記メッセージが出力された場合は,「1 Continue」を選択すると処理が続行されます。

  • リストア先として選択するLUを示す物理ボリュームに,PVIDが割り当てられていない物理ボリュームがある場合

    リストアを中断し,リストア先として使用する物理ボリュームを構成できるAIXホストを用意してください。

    用意したAIXホストで,リストア先として選択するすべての物理ボリュームにPVIDを割り当ててください。

    PVIDが割り当てられているかの確認と,割り当てられていない場合の割り当て手順を次に示します。

    1. 物理ボリュームにPVIDが割り当てられているか確認する。

       # lsattr -El 物理ボリューム -a pvid -H 

      もし,PVIDが割り当てられていない場合,「value」に「none」と表示されます。「none」と表示された場合は,手順2以降の手順を実施してください。

    2. 物理ボリュームにPVIDを割り当てます。

       # chdev -l 物理ボリューム名 -a pv=yes 
    3. 手順1のコマンドを使用して,PVIDが割り当てられたことを確認してください。

    PVIDの割り当てが終了したら,リストアを再実行してください。



目次