4.1.15 正副ボリュームを同一サーバーで参照させる場合の注意事項
正副ボリュームを同一サーバーで参照させる運用をする場合には,下記の手順に従ってディスク運用をしてください。
正副ボリュームをペア化します(paircreate)。
正副ボリュームを切り離します(pairsplit)。
副側ボリュームをボリュームグループとして認識させます(dlmrecreatevg)。
dlmrecreatevgユーティリティーを実行すると,ボリュームグループの特性情報が初期化されます。そのため,必要に応じてボリュームグループの特性の変更(chvg)を行ってください。
正側ボリューム,副側ボリュームをそれぞれアクセスします。
ボリュームグループをエクスポートし,ボリューム情報を削除します(dlmexportvg)。
正副ボリュームを再びペア化します(pairresync)。
正副ボリュームが複数ある場合は,手順2から6までの操作をそれぞれのボリュームに行います。