Replication Manager Application Agent CLI リファレンスガイド

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1.6.6 EX_DRM_SQLFILE_PACK(SQL ServerのVDIメタファイルを退避する)

書式
EX_DRM_SQLFILE_PACK オペレーションID
説明

VDIメタファイルを,次のディレクトリーから拡張コマンド用一時ディレクトリーに退避します。drmsqlinitコマンドでデータベース構成ファイルとは別のディレクトリーにVDIメタファイルを配置した場合にだけ実行します。

データベースサーバーの場合
drmsqlinitコマンドで登録したVDIメタファイル格納ディレクトリー

バックアップサーバーの場合
<FTP_HOME_DIRで指定したディレクトリー>\<FTP_SUB_DIRで指定したディレクトリー>\<オペレーションID>\AP

データベースサーバー上でこの拡張コマンドが実行された場合は,まず退避先ディレクトリー内にあるVDIメタファイルがすべて削除されます。その後,退避元ディレクトリーから,VDIメタファイルが退避先ディレクトリーに退避されます。

バックアップサーバー上でこの拡張コマンドが実行された場合は,拡張コマンド用一時ディレクトリー内のVDIメタファイルは削除されません。

前提条件

次の前提条件があります。

引数

オペレーションID

処理の対象となるリソースを表す固有の文字列を指定します。指定したオペレーションIDに対応したオペレーション定義ファイルの情報が,拡張コマンドの実行に使用されます。

戻り値

0:正常終了した場合

0以外:エラーが発生した場合

エラーの発生条件

次の場合には,この拡張コマンドはエラーとなります。

使用例

オペレーション定義ファイル「operation01」の設定に基づき,VDIメタファイルを退避する。

EX_DRM_SQLFILE_PACK operation01