Replication Manager Application Agent CLI リファレンスガイド

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1.6.5 EX_DRM_SQLFILE_EXTRACT(SQL ServerのVDIメタファイルを展開する)

書式
EX_DRM_SQLFILE_EXTRACT オペレーションID
説明

EX_DRM_SQLFILE_PACKコマンドで退避したVDIメタファイルを,拡張コマンド用一時ディレクトリーから次のディレクトリーに展開します。

データベースサーバーの場合
drmsqlinitコマンドで登録したVDIメタファイル格納ディレクトリー

バックアップサーバーの場合
FTP_HOME_DIRで指定したディレクトリー\FTP_SUB_DIRで指定したディレクトリー\オペレーションID\AP

バックアップサーバー上でこの拡張コマンドが実行された場合は,まずコピー先ディレクトリー内にあるすべてのVDIメタファイルが削除されます。その後,コピー元ディレクトリーからVDIメタファイルがコピー先ディレクトリーにコピーされます。これによって,テープバックアップ実行時に古いVDIメタファイルがテープバックアップされるのを防ぎます。

データベースサーバーでは,データベースを副ボリュームにバックアップしたときに生成されたVDIメタファイルがすべて保護されます。このため,データベースサーバー上でこの拡張コマンドが実行された場合は,VDIメタファイルは削除されません。

前提条件

次の前提条件があります。

引数

オペレーションID

処理の対象となるリソースを表す固有の文字列を指定します。指定したオペレーションIDに対応したオペレーション定義ファイルの情報が,拡張コマンドの実行に使用されます。

戻り値

0:正常終了した場合

0以外:エラーが発生した場合

エラーの発生条件

次の場合には,この拡張コマンドはエラーとなります。

使用例

オペレーション定義ファイル「operation01」の設定に基づき,VDIメタファイルを展開する。

EX_DRM_SQLFILE_EXTRACT operation01