Replication Manager Application Agent CLI リファレンスガイド

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1.4.6 EX_DRM_FTP_PUT(バックアップ情報のファイルなどをバックアップサーバーへ転送する)

書式
EX_DRM_FTP_PUT オペレーションID -server FTPサーバー名
                   -user FTPユーザー名 -password FTPパスワード
説明

引数で指定したオペレーションIDに対応するバックアップ情報のファイルを,FTPクライアントの拡張コマンド用一時ディレクトリーからFTPサーバーの拡張コマンド用一時ディレクトリーに転送します。FTPサーバーのディレクトリー中に格納されている古いバックアップ情報のファイルは,新しいファイルを転送する前に削除されます。なお,バックアップ対象がSQL Serverデータベースの場合はVDIメタファイルも同時に転送します。

前提条件

次の前提条件があります。

引数

この拡張コマンドの引数は,オペレーションID,-server FTPサーバー名,-user FTPユーザー名,-password FTPパスワードの順に指定します。

オペレーションID

処理の対象となるリソースを表す固有の文字列を指定します。指定したオペレーションIDに対応したオペレーション定義ファイルの情報が,拡張コマンドの実行に使用されます。

-server FTPサーバー名

ファイルの転送元となるFTPサーバーのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPアドレスはIPv4形式またはIPv6形式で指定できます。

-user FTPユーザー名

FTPサーバーへの接続に使用するFTPユーザー名を指定します。

-password FTPパスワード

FTPサーバーへの接続に使用するユーザーのFTPパスワードを指定します。

戻り値

0:正常終了した場合

0以外:エラーが発生した場合

エラーの発生条件

次の場合には,この拡張コマンドはエラーとなります。

使用例

オペレーションID「operation01」で特定されるリソースについて,FTPクライアントからFTPサーバーへファイルを転送する。FTPユーザー名「ftp_user」,FTPパスワード「ftp_passwd」を使用して,FTPクライアントからFTPサーバー「serverA」へ接続するものとする。

EX_DRM_FTP_PUT operation01 -server serverA -user ftp_user -password ftp_passwd