Replication Manager Application Agent CLI リファレンスガイド
EX_DRM_FTP_GET オペレーションID -server FTPサーバー名
-user FTPユーザー名 -password FTPパスワード引数で指定したオペレーションIDに対応するバックアップ情報のファイルを,FTPサーバーの拡張コマンド用一時ディレクトリーからFTPクライアントの拡張コマンド用一時ディレクトリーに転送します。このとき,FTPクライアントのディレクトリー中に格納されている古いバックアップ情報のファイルは,新しいファイルを転送する前に削除されます。なお,バックアップ対象がSQL Serverデータベースの場合はVDIメタファイルも同時に転送します。
次の前提条件があります。
この拡張コマンドの引数は,オペレーションID,-server FTPサーバー名,-user FTPユーザー名,-password FTPパスワードの順に指定します。
オペレーションID
処理の対象となるリソースを表す固有の文字列を指定します。指定したオペレーションIDに対応したオペレーション定義ファイルの情報が,拡張コマンドの実行に使用されます。
-server FTPサーバー名
ファイルの取得元となるFTPサーバーのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPアドレスはIPv4形式またはIPv6形式で指定できます。
-user FTPユーザー名
FTPサーバーへの接続に使用するFTPユーザー名を指定します。
-password FTPパスワード
FTPサーバーへの接続に使用するユーザーのFTPパスワードを指定します。
0:正常終了した場合
0以外:エラーが発生した場合
次の場合には,この拡張コマンドはエラーとなります。
オペレーションID「operation01」で特定されるリソースについて,FTPサーバーからFTPクライアントへファイルを転送する。FTPユーザー名「ftp_user」,FTPパスワード「ftp_passwd」を使用して,FTPクライアントからFTPサーバー「serverA」に接続するものとする。
EX_DRM_FTP_GET operation01 -server serverA -user ftp_user -password ftp_passwd
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