6.5 SQL Serverのトランザクションログを利用した運用をする

SQL Serverデータベースのバックアップには，データベース全体のバックアップと，トランザクションログのバックアップがあります。

SQL Serverデータベースのバックアップ計画を立てる場合，データベースのサイズが大きく，データベース全体のバックアップに時間が掛かるときや，データベースが頻繁に更新されるときには，データベースのバックアップとトランザクションログのバックアップを組み合わせて運用することをお勧めします。

トランザクションログをバックアップする場合には，幾つかの注意事項があります。詳細については，「6.1.7 トランザクションログのバックアップに関する注意事項」，「6.1.8 トランザクションログの連鎖に関する注意事項」または「6.1.9 トランザクションログの適用に関する注意事項」を参照してください。

この節の構成

6.5.1 システム構成

6.5.2 トランザクションログバックアップを利用した運用例

6.5.3 SQL Serverデータベースをバックアップする

6.5.4 トランザクションログをバックアップする

6.5.5 SQL Serverデータベースをリストアする

6.5.6 トランザクションログを適用してリカバリーする

6.5.7 トランザクションログバックアップを利用した運用例（障害発生後にトランザクションログを取得する）