Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド
「時点B」および「時点C」でバックアップしたトランザクションログを適用してリカバリーする方法について説明します。
トランザクションログを適用するには,drmsqlrecovertoolコマンドまたはdrmsqlrecoverコマンドを使用してリカバリーします。リカバリーしたいデータベースが確定しているときや,複数ボリュームを同時にリカバリーするときなどは,drmsqlrecoverコマンドを使うと便利です。drmsqlrecoverコマンドおよびdrmsqlrecovertoolダイアログボックスの詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Replication Manager Application Agent CLI リファレンスガイド」のdrmsqlrecoverコマンドまたはdrmsqlrecovertoolコマンドの説明を参照してください。
トランザクションログを適用してリカバリーするには:
DBServer > drmsqlrecovertool DEFAULT
drmsqlrecoverコマンドで複数のデータベースをリカバリーするときは,トランザクションログ一括定義ファイルを利用すると一度に複数のトランザクションログを適用できます。
トランザクションログ一括定義ファイルを使用してリカバリーするには:
DBServer > drmsqllogbackup DEFAULT -v > c:\temp\SQLTXLOG.txt「c:\temp」ディレクトリーに,「SQLTXLOG.txt」の名称でトランザクションログ一括定義ファイルが作成され,バックアップ済のトランザクションログの内容が記述されます。
# ORIGINAL-ID:0000000080 BACKUP-ID:0000000080 [DB03] l:\mssql\log\DB03_20040811115351_0001.bk l:\mssql\log\DB03_20040811115431_0002.bk # ORIGINAL-ID:0000000080 BACKUP-ID:0000000080 [DB02] l:\mssql\log\DB02_20040811115351_0001.bk l:\mssql\log\DB02_20040811115431_0002.bk # ORIGINAL-ID:0000000080 BACKUP-ID:0000000080 [DB01] l:\mssql\log\DB01_20040811115351_0001.bk l:\mssql\log\DB01_20040811115431_0002.bk
DBServer > drmsqlrecover DEFAULT -transact_log_list c:\temp\SQLTXLOG.txt
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