Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド

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3.18 Exchange環境設定ファイルの作成

Exchange環境設定ファイルは,Exchange Serverとの連携に必要な情報を設定するファイルです。

Exchange環境設定ファイルは,次の場所に任意の名称で作成してください。

<Application Agentのインストール先>\DRM\conf\exchange\<Exchange環境設定ファイル名>.conf

Exchange環境設定ファイルのサンプルは,Application Agentのインストール時に,次の場所に作成されます。

<Application Agentのインストール先>\DRM\conf\exchange\sample\exchange.conf

Exchange環境設定ファイルのパラメーターを次の表に示します。

表3-57 Exchange環境設定ファイルのパラメーター

パラメーター 説明 デフォルト値 最大文字列
(バイト数)
EXG_IGNORE_ERROR_TARGET EXG_DAG_SEEDパラメーターに「ON」を指定した場合,指定が必須です。
リストア対象のパッシブメールボックスデータベースコピーを持ったExchange Serverのうち一部のExchange ServerでMicrosoft Exchange Replication Serviceが起動していなくても,シード処理を実行するかを指定します。
一部のExchange ServerでMicrosoft Exchange Replication Serviceが接続していなくても,リストア処理を続行する場合は「ON」を指定します。
1つでもMicrosoft Exchange Replication Serviceが起動していない場合で,エラーメッセージを出力させるときは「OFF」を指定します。
OFF 3
EXG_DAG_SEED DAG構成の場合に有効です。
DAG構成の場合に,DAGのシード機能を有効にするか無効にするかを指定します。
DAGのシード機能を有効にする場合は「ON」,無効にする場合は「OFF」を指定します。
OFF 3

Exchange環境設定ファイルの記述規則は次のとおりです。