Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド

[目次][索引][前へ][次へ]


2.2.1 運用待機型のクラスター構成

Application Agentでは,データベースサーバーおよびファイルサーバーで,運用待機型のクラスター構成(Active-Passive)の2ノード構成に対応しています。

運用待機型クラスター構成(Active-Passive)の構成例を次の図に示します。ファイルサーバーまたはデータベースサーバーをクラスター構成にできます。クラスターサーバーの一方をファイルサーバーまたはデータベースサーバーに,もう一方をバックアップサーバーに割り当てることはできません。

図2-9 運用待機型のクラスター構成例(Active-Passive)

[図]

運用待機型のクラスター構成(Active-Passive)でApplication Agentのコマンドを実行するには,それぞれの仮想サーバーが使用するディクショナリーマップファイルの格納先を指定しておく必要があります。クラスター構成でのディクショナリーマップファイルの指定方法については,「3.5.2 運用待機型のクラスター構成の場合(Active-Passive)」を参照してください。