Replication Manager システム構成ガイド
Application Agentをインストールする前に,次のことについて確認してください。
Application Agentをインストールするホストでは,システム要件に加えて,次のインストール要件を満たす必要があります。
OSをアップグレード(メジャーバージョンアップ)する場合,OSをアップグレードする前にApplication Agentをアンインストールしてください。OSをアップグレードしたあと,アップグレードしたOSに対応するApplication Agentを新規インストールしてください。インストールが完了したら,その時点のレプリカ(バックアップデータ)を取得してください。OSのアップグレード前に取得したレプリカ(バックアップデータ)のリストアは動作保障の対象外です。
次に示す条件の場合は,バックアップサーバーにもApplication Agentをインストールしてください。
同じバージョンのApplication Agentを,データベースサーバーとバックアップサーバーにインストールしてください。
「for Exchangeコンポーネント」を選択した場合は,Application Agentのインストール中に,RM Shadow Copy Provider(VSS Provider)のインストールが実行される場合があります。RM Shadow Copy Provider(VSS Provider)のインストール時には,次に示す各サービスのスタートアップの種類が条件どおり設定されている必要があります。各サービスとスタートアップの種類の条件を次の表に示します。
表2-1 RM Shadow Copy Provider(VSS Provider)をインストールするために必要な各サービスの設定
| サービス名 | 表示名 | 前提となるスタートアップの種類の条件 |
|---|---|---|
| RpcSs | Remote Procedure Call (RPC) | 自動 |
| EventLog | Windows Event Log | 自動 |
| DcomLaunch | DCOM Server Process Launcher | 自動 |
| SamSs | Security Accounts Manager | 自動 |
| winmgmt | Windows Management Instrumentation | 自動 |
| EventSystem | COM+ Event System | 手動または自動 |
| MSIServer | Windows Installer | 手動または自動 |
| VSS | Volume Shadow Copy | 手動または自動 |
| COMSysApp | COM+ System Application | 手動または自動 |
| MSDTC | Distributed Transaction Coordinator | 手動または自動 |
Protection Managerサービスを実行するユーザーアカウントには,次の条件を満たすアカウントを設定する必要があります。
All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2024, Hitachi, Ltd.