Hitachi

Hitachi Microservices Platform - Paxos Commit Transaction Orchestrator ユーザーズガイド


6.3.2 JDKコンテナベースイメージ

このコンテナベースイメージは、トライアル版の場合、または通常版のユーザ責務のコンテナイメージでuCosminexus Application Runtime for Spring Bootを導入しない場合だけ作成します。

次の表に示すJDKコンテナベースイメージの要件を満たすように作成します。

表6‒5 JDKコンテナベースイメージの要件

項目

要件

コンテナベースイメージ

■通常版の場合

次のどちらかのコンテナイメージを使用します。

  • Red Hat Universal Base Image 81

  • Red Hat Universal Base Image 9※2

■トライアル版の場合

  • Almalinux 9 Minimal 9.5

前提プログラム

  • Java SE 21準拠のJDK

  • curlまたはcurl-minimal

  • jq

配置ファイル

規定しません。

コンテナ実行ユーザ・グループ

規定しません。

コンテナ起動時カレントディレクトリ

規定しません。

コンテナ起動コマンドライン

指定なしとしてください(コマンドについてはこのコンテナベースイメージを使用する各コンテナイメージ側で指定します)。

公開ポート

規定しません(HMP-PCTOで必要な公開ポートはKubernetesマニフェストで設定します)。

環境変数

規定しません(HMP-PCTOで必要な環境変数はKubernetesマニフェストで設定します)。

ボリューム

規定しません(HMP-PCTOで必要なボリュームはKubernetesマニフェストで設定します)。

コンテナ終了シグナル

規定しません。

コンテナヘルスチェック

規定しません(HMP-PCTOで必要なヘルスチェックはKubernetesマニフェストで設定します)。

注※1

UBI 8の任意のベースイメージ(UBI 8 Minimalなど)

注※2

UBI 9の任意のベースイメージ(UBI 9 Minimalなど)