Hitachi

Hitachi Microservices Platform - Paxos Commit Transaction Orchestrator ユーザーズガイド


6.3.1 uCosminexus Application Runtime for Spring Bootコンテナベースイメージ(通常版限定)

このコンテナベースイメージは、ユーザ責務のコンテナイメージでuCosminexus Application Runtime for Spring Bootを導入する場合だけ作成します。

次の表に示すuCosminexus Application Runtime for Spring Bootコンテナベースイメージの要件を満たすように作成します。

表6‒4 uCosminexus Application Runtime for Spring Bootコンテナベースイメージの要件

項目

要件

コンテナベースイメージ

次のどちらかのコンテナイメージを使用します。

  • Red Hat Universal Base Image 81

  • Red Hat Universal Base Image 9※2

前提プログラム

他社製のJava VMを使用する場合

  • Java SE 21準拠のJDK

  • uCosminexus Application Runtime for Spring Boot

uCosminexus Application Runtime for Spring Bootおよび他社製のJava VMを使用する場合

  • curlまたはcurl-minimal

  • jq

配置ファイル

規定しません。

コンテナ実行ユーザ・グループ

規定しません。

コンテナ起動時カレントディレクトリ

規定しません。

コンテナ起動コマンドライン

指定なしとしてください(コマンドについてはこのコンテナベースイメージを使用する各コンテナイメージ側で指定します)。

公開ポート

規定しません(HMP-PCTOで必要な公開ポートはKubernetesマニフェストで設定します)。

環境変数

規定しません(HMP-PCTOで必要な環境変数はKubernetesマニフェストで設定します)。

ボリューム

規定しません(HMP-PCTOで必要なボリュームはKubernetesマニフェストで設定します)。

コンテナ終了シグナル

規定しません。

コンテナヘルスチェック

規定しません(HMP-PCTOで必要なヘルスチェックはKubernetesマニフェストで設定します)。

注※1

UBI 8の任意のベースイメージ(UBI 8 Minimalなど)

注※2

UBI 9の任意のベースイメージ(UBI 9 Minimalなど)