Hitachi

Hitachi Microservices Platform - Paxos Commit Transaction Orchestrator ユーザーズガイド


4.2.1 Metrics Serverでメトリクスを監視する場合のオートスケールのセットアップの流れ

新規構築時にオートスケールを適用する場合は、次の手順でオートスケールのセットアップをしてください。オートスケール以外の設定および構築方法については、「2. ユーザ責務のKubernetesアプリケーション開発」および「3. HMP-PCTOのコントロールプレーンのKubernetesアプリケーションおよびRASのデプロイ」を参照してください。

オートスケールを適用しないで構築した環境にオートスケールを適用する場合も同様に、次の手順でオートスケールのセットアップをしてください。ただし、手順6と7については、オートスケール対象のKubernetesアプリケーションに対して実施してください。

表4‒2 Metrics Serverでメトリクスを監視する場合のオートスケールのセットアップの流れ

手順

項目

備考

参照先

1

Metrics Serverをインストールする

オンプレミス環境またはRed Hat OpenShift Container Platform環境の場合に必ず実施します。

4.2.2 Metrics Serverのインストール(オンプレミス環境またはRed Hat OpenShift Container Platform環境限定)

2

Metrics Serverをデプロイする

4.2.3 Metrics Serverのデプロイ(オンプレミス環境またはRed Hat OpenShift Container Platform環境限定)

3

HPAのKubernetesマニフェストを作成する

必ず実施します。

4.2.4 HPAのKubernetesマニフェストの作成

4

HPAの設定をカスタマイズする

Kubernetesクラスタ全体のHPA関連のパラメタの設定を変更したい場合に実施します。

4.2.5 HPAの設定のカスタマイズ

5

HPAをデプロイする

必ず実施します。

4.2.6 HPAのデプロイ

6

次のKubernetesアプリケーションについて、Kubernetesマニフェストを作成、およびHelmチャートをカスタマイズする

  • ユーザ責務のKubernetesアプリケーション

  • HMP-PCTOのコントロールプレーンおよびRASのKubernetesアプリケーション

4.2.7 Kubernetesマニフェストの作成およびHelmチャートのカスタマイズ

7

Kubernetesアプリケーションをデプロイする

4.2.8 Kubernetesアプリケーションのデプロイ

セットアップ後に障害が発生した場合は、「4.5 オートスケールの障害対策」を参照して対応してください。