8.3.9 Metricbeat
Metricbeatのパラメタを説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) Helmチャートのパラメタ
Helmチャートの各パラメタの値は設定範囲に従って設定してください。
パラメタの値に、Integer型、Long型で7桁以上の数値を指定すると、Helmの仕様によって、指数表示に変換されます。このため、7桁以上の値を指定する場合は、ダブルクォーテーションで囲んでください。
次の表に記載されていないパラメタは設定を変更しないでください。
パラメタ |
説明 |
型 |
設定範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|---|
MetricbeatのNamespace名を設定してください。 |
String |
− |
my-namespace |
|
起動するMetricbeatの数を設定してください。 |
Integer |
1以上 |
1 必ず設定してください。 |
|
コンテナが最低限要求するCPUコア数を設定してください。 |
String※3 |
−※1、※3 |
1000m 必ず設定してください。 |
|
コンテナが最低限要求するメモリを設定してください。 |
String※3 |
−※1、※3 |
2Gi 必ず設定してください。 |
|
コンテナで上限のCPUコア数を設定してください。 |
String※3 |
−※1、※3 |
1000m 必ず設定してください。 |
|
コンテナで上限のメモリを設定してください。 |
String※3 |
−※1、※3 |
2Gi 必ず設定してください。 |
|
Metricbeatのコンテナイメージを設定してください。 |
String |
− |
なし 必ず設定してください。 |
|
コンテナイメージをPullする際の資格情報を設定してください。 次のように指定します。 imagePullSecrets: - name: regcred 資格情報が不要な場合は設定不要です。 |
List<Object> |
− |
[] (半角左角括弧と半角右角括弧です) |
|
コンテナイメージをPullする際のポリシー設定をしてください。 |
String |
IfNotPresent|Always|Never |
IfNotPresent |
|
Liveness Probeの初回実行待機秒数を設定してください。 |
Integer |
0以上※1 |
10 |
|
Liveness Probeの実行間隔秒数を設定してください。 |
Integer |
1以上※1 |
10 |
|
Liveness Probeの最大失敗回数を設定してください。 |
Integer |
1以上※1 |
3 |
|
Liveness Probeのタイムアウト秒数を設定してください。 |
Integer |
1以上※1 |
5 |
|
Liveness Probeの最小連続成功数を設定してください。 |
Integer |
1以上※1 |
1 |
|
Readiness Probeの初回実行待機秒数を設定してください。 |
Integer |
0以上※1 |
10 |
|
Readiness Probeの実行間隔秒数を設定してください。 |
Integer |
1以上※1 |
10 |
|
Readiness Probeの最大失敗回数を設定してください。 |
Integer |
1以上※1 |
3 |
|
Readiness Probeのタイムアウト秒数を設定してください。 |
Integer |
1以上※1 |
5 |
|
Readiness Probeの最小連続成功数を設定してください。 |
Integer |
1以上※1 |
1 |
|
Podの安全な停止待機秒数を設定してください。 |
Integer |
0-2147483647 |
30 |
|
Metricbeatの内部キューとして使用する容量の最大値を設定してください。 設定した値は次のパラメタとして有効になります。
|
String※3 |
−※2、※3 |
10GB 必ず設定してください。 |
|
Metricbeatの内部キューから、Elasticsearchへの出力のためにメモリに読み取る必要のあるイベント数を設定してください。 設定した値は次のパラメタとして有効になります。
|
String※3 |
−※2、※3 |
512 必ず設定してください。 |
|
Elasticsearchへの送信に失敗した際に実施する再送の試行回数を設定してください。 設定した値は次のパラメタとして有効になります。
|
String※3 |
−※2、※3 |
3 必ず設定してください。 |
|
Dependency-Checkerを有効にするかどうかを設定してください。 |
Boolean |
true | false |
true |
|
「3.4.5 Dependency-Checkerコンテナイメージの作成(通常版限定)」で作成したDependency-Checkerのコンテナイメージを設定してください。 |
String |
− |
なし dependencyCheck.enabledにtrueを設定した場合は、必ず設定してください。 |
|
Dependency-CheckerのコンテナイメージをPullする際のポリシー設定をしてください。 |
String |
IfNotPresent|Always|Never |
IfNotPresent |
|
初期化コンテナで実行するデプロイ依存関係チェックスクリプトのリトライ回数を設定してください。 |
Integer |
0-1080 |
30 |
|
初期化コンテナで実行するデプロイ依存関係チェックスクリプトのリトライ間隔秒数を設定してください。 |
Integer |
0-360 |
10 |
|
初期化コンテナで実行するデプロイ依存関係チェックスクリプトの接続タイムアウト秒数を設定してください。 |
Integer |
1-360 |
10 |
|
初期化コンテナで実行するデプロイ依存関係チェックスクリプトの応答タイムアウト秒数を設定してください。 |
Integer |
1-360 |
10 |
|
Elasticsearchと暗号化通信をするかどうかを指定します。
Elasticsearchのtls.enabledをtrueにした場合はtrueを指定してください |
Boolean |
true|false |
false |
|
ElasticsearchのTLS通信シークレットの名前を設定してください。 |
String |
− |
なし tls.enabledにtrueを設定した場合は、必ず設定してください。 |
|
tls.enabledパラメタにtrueを設定した場合、Elasticsearchのelasticユーザアカウントに設定するパスワードが設定されたシークレットの名前を設定してください。 シークレットのdata.passwordにパスワードを設定してください。 この設定が行われていない場合、elasticユーザアカウントのパスワードは"changeme"となります。 |
String |
− |
なし。 |