Hitachi Global Link Manager 導入・設定ガイド

[目次][索引][前へ][次へ]


6.2.2 Global Link Managerが出力した監査ログをJP1/IMの統合コンソールに通知する場合の設定

JP1/IMが提供する統合コンソールへGlobal Link Managerの監査ログを通知する機能を利用できます。監査ログについては「3.12 監査ログの採取」を参照してください。

セットアップの手順は次のとおりです。JP1/IM - Viewについては,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド」を参照してください。JP1/Baseについては,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。

  1. 管理クライアントにJP1/IM - Viewをインストールしてください。
  2. 管理サーバにJP1/BaseとJP1/IM - Managerをインストールしてください。
  3. JP1/Baseの環境設定をしてください。
  4. Windowsのイベントログに出力された監査ログのうち,JP1/IMの統合コンソールに通知するGlobal Link Managerの監査ログを抽出するために,JP1/Baseの動作定義ファイルを編集します。
    JP1/Baseの動作定義ファイルは次の場所に作成してください。
    格納場所:<JP1/Baseのインストールフォルダ\conf\event\
    ファイル名:ntevent.conf
    (例)
    Global Link Managerが出力する監査ログをすべてJP1/IMの統合コンソールに通知するには動作定義ファイルに次の内容を追加してください。
    filter "Application"
       message '.*KAIF.*'
    end-filter
     
    動作定義ファイルについてはマニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
  5. “JP1/Base EventlogTrap”サービスを起動してください。