Hitachi Global Link Manager 導入・設定ガイド
Global Link ManagerをJP1/IMと連携させることによって,JP1/IMの統合機能メニュー画面からGlobal Link Manager GUIを呼び出して使用できるようになります。
Hitachi Command Suite共通コンポーネントのシングルサインオン機能を利用すると,Global Link Managerのユーザー認証をしないでGlobal Link Manager GUIを表示できます。シングルサインオン機能を利用しない場合は,Global Link Managerのユーザー認証が必要になります。
ここでは,シングルサインオン機能を利用してJP1/IMと連携するためのセットアップ手順について説明します。シングルサインオン機能を利用しない場合のセットアップ手順については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド」を参照してください。シングルサインオン機能を利用する場合,次の条件があります。
次に示す手順でJP1/BaseとJP1/IMのインストールおよびセットアップを実行してください。
JP1統合機能メニューからGlobal Link Manager GUIを起動するには,JP1/IM - Viewの構成定義ファイルを作成する必要があります。作成する構成定義ファイルのサンプルファイル(globallinkavailability_manager_ja.conf)は,次のフォルダにあります。
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ>\sample\JP1_IM_conf
サンプルファイル(globallinkavailability_manager_ja.conf)を次のフォルダの下にコピーして編集します。
<JP1/IM - Viewのインストール先>\conf\function\ja
構成定義ファイルの内容を次に示します。
@file type="function-definition", version="0300"; #---------------------------------------------------------- @define-block type="function-tree-def"; id="jco_HicommandGLAM"; parent_id="jco_folder_san"; name="グローバル入出力パス稼働管理"; icon="%JCO_INSTALL_PATH%\image\menu\hicmd.gif"; execute_id="default_browser"; arguments="http://<Global Link ManagerサーバのIPアドレスまたはホスト名>:<接続先ポート>/HiCommand/IMLogin?jp1userid=%JCO_JP1USER%&jp1token=%JCO_JP1TOKEN%&launchurl=http://<Global Link ManagerサーバのIPアドレスまたはホスト名>:<接続先ポート>/GlobalLinkAvailabilityManager/Login"; @define-block-end; #---------------------------------------------------------- |
「arguments=」で始まる行を実行環境に合わせて修正してください。<Global Link ManagerサーバのIPアドレスまたはホスト名>および<接続先ポート>の部分は,次のように指定します。
Global Link ManagerでSSLの設定が有効な場合には,修正内容に含まれる2か所のURLをSSL時に使用するURLに変更してください。
JP1/IMのコンソールを起動し,[オプション]メニューから[統合機能メニュー起動]を実行すると画面が表示されます。Global Link Manager GUIは[ストレージ管理]-[ストレージエリア管理]-[グローバル入出力パス稼働管理]をダブルクリックすると起動します。
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