Hitachi Global Link Manager 導入・設定ガイド
HDLMホストとSSL通信するには,HDLMホストの共通エージェントコンポーネントをSSLサーバとして使用します。共通エージェントコンポーネントをSSLサーバとして使用するためには,キーペアとサーバ証明書を準備する必要があります。
共通エージェントコンポーネントをSSLサーバとして使用する要件を示します。
共通エージェントコンポーネントでは,Windows用およびLinux用のJREをバンドルしています。
ただし,Red Hat Enterprise Linux 5,Red Hat Enterprise Linux 6,SUSE LINUX Enterprise Server 11,Oracle Linux 6,およびOracle Unbreakable Enterprise Kernel 6でバンドルしているJREは,server.propertiesのserver.agent.ciphersプロパティのデフォルト値で指定した暗号方式に対応していません。Red Hat Enterprise Linux 5,Red Hat Enterprise Linux 6,SUSE LINUX Enterprise Server 11,Oracle Linux 6,またはOracle Unbreakable Enterprise Kernel 6をSSLサーバとして使用するには,Oracle社のJREを使用する必要があります。使用できるOracle社のJREについては,HDLMのマニュアルを参照してください。なお,IPFマシンに対応するJREはリリースされていないため,LinuxのIPFマシンをSSLサーバとして使用できません。
使用するJREにあわせて,共通エージェントコンポーネントのserver.propertiesファイルにあるserver.agent.JRE.locationプロパティの値を変更してください。
All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2023, Hitachi, Ltd.