Hitachi Global Link Manager 導入・設定ガイド
5.3.3 共通エージェントコンポーネントのサーバ証明書のキーストアーへのインポート
共通エージェントコンポーネントのキーストアーにサーバ証明書をインポートするには,keytoolユーティリティを使用します。
- Administrator権限(Windowsの場合)またはroot(UNIXの場合)でのログイン
- 認証局の証明書の入手
サーバ証明書を発行した認証局から,中間認証局,ルート認証局に至る全認証局の証明書が必要です。
- 認証局で署名された共通エージェントコンポーネントのサーバ証明書の入手
- 次の情報の確認
- キーストアーファイルの情報
自己署名証明書の作成時に用意したキーストアーファイルの情報が必要です。
・絶対パス
・アクセスパスワード
- 次のコマンドを実行して,認証局の証明書および共通エージェントコンポーネントのサーバ証明書をインポートします。
コマンドは証明書ごとに実行してください。
- Windowsの場合:
- <共通エージェントコンポーネントのインストールフォルダ>\bin\hbsa_keytool.bat -import -alias <エイリアス名> -keystore <キーストアーファイル名> -file <証明書のファイル名> -storetype JKS
- 注 VMware版のHDLMを使用している場合は,リモート管理クライアントのWindows上でコマンドを実行します。
- UNIXの場合:
- <JDKまたはJREのインストールディレクトリ>/bin/keytool -import -alias <エイリアス名> -keystore <キーストアーファイル名> -file <証明書のファイル名> -storetype JKS
- alias:キーストアー内で証明書を識別するための名称を指定します。
- keystore:キーストアーファイルを絶対パスで指定します。
- file:証明書のファイル名を絶対パスで指定します。
All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2023, Hitachi, Ltd.