Global Link Managerをインストールするサーバの要件を次の表に示します。
表1-1 Global Link Managerをインストールするサーバの要件
項目 |
要件 |
適用OS※1 |
- Windows Server 2012(x64)※2
(Datacenter,Essentials,Standard)
- Windows Server 2012 R2※2 ※5
(Datacenter,Essentials,Standard)
- Windows Server 2016(x64)※2
(Datacenter,Standard)
- Windows Server 2019(x64)※2
(Datacenter,Standard)
- Windows Server 2022(x64)※2
(Datacenter,Standard)
|
ディスクの空き容量 (新規インストールの場合)
|
6.5GB以上※3 ※4 |
クラスタ構成の場合の適用クラスタソフトウェア |
次に示すOSのクラスタサービス
- Windows Server 2012(x64)※2
(Datacenter,Standard)
- Windows Server 2012 R2※2
(Datacenter,Standard)
- Windows Server 2016(x64)※2
(Datacenter,Standard)
- Windows Server 2019(x64)※2
(Datacenter,Standard)
- Windows Server 2022(x64)※2
(Datacenter,Standard)
|
サポートしている仮想化プラットフォームとOSの組み合わせ |
- VMware ESX/ESXi Server 5
(Windows Server 2012 (x64)(SPなし))
- VMware ESX/ESXi Server 5
(Windows Server 2012 R2(SPなし))
- VMware ESX/ESXi Server 6
(Windows Server 2012 (x64)(SPなし))
- VMware ESX/ESXi Server 6
(Windows Server 2012 R2(SPなし))
- Windows Server 2012 Hyper-V 3
(Windows Server 2012(x64)(SPなし))
- Windows Server 2012 R2 Hyper-V 3
(Windows Server 2012 R2(SPなし))
- Windows Server 2016 Hyper-V
(Windows Server 2016(x64)(SPなし))
- Windows Server 2019 Hyper-V
(Windows Server 2019(x64)(SPなし))
- Windows Server 2022 Hyper-V
(Windows Server 2022(x64)(SPなし))
|
- 注※1
- Global Link ManagerをHyper-V上の仮想マシンで動作させる場合には,その仮想マシンに1GBのメモリを割り当てて,製品の推奨構成と同じになるように構成定義してください。
- 注※2
- IPv4環境およびIPv6環境で運用できます。
- 注※3
- Global Link Managerのインストール先とデータベースファイルの格納先に異なるドライブを指定する場合,次の空き容量が必要です。
- Global Link Managerインストール先のディスク:3GB以上(HDLMインストーラーのダウンロード機能を有効にする場合は,さらに1GBが必要です。)
- データベースファイル格納先のディスク:4GB以上
- 注※4
- HDLMインストーラーのダウンロード機能を有効にする場合は,さらに1GBが必要です。
- 注※5
- KB2919442とKB2919355がインストールされている必要があります。
管理するホスト,マルチパスLUおよびパスの上限の目安は,次に示す表を参考にしてください。
表1-2 Global Link Manager管理対象の上限の目安
管理対象 |
上限値 |
ホスト |
1500 |
マルチパスLU※1 |
15000 |
パス※1※2 |
60000 |
- 注※1
- 1ホスト当たりのマルチパスLUまたはパスの上限値は,下記を目安にしてください。
- マルチパスLUまたはパスの上限値 / 管理対象のホスト数
- 注※2
- パス稼働情報のレポートを出力するためにホストのパス稼働情報(パスステータスログ)の取得を有効に設定している場合には,HDLMバージョンが5.9以降のホスト当たりのパスの上限値は,1000パスを目安にしてください。
- デフォルトでは,ホストのパス稼働情報(パスステータスログ)の取得は無効になっています。取得の有効,無効は,プロパティファイル(server.properties)のserver.pathreport.enableで指定します。プロパティファイルの設定方法については,「3.5 Global Link Managerの環境設定の変更」を参照してください。
- パス稼働情報のレポート出力については,マニュアル「Hitachi Global Link Manager ユーザーズガイド」を参照してください。
- 注意事項
-
- Global Link Managerのバージョンがv8.0以降の場合,v8.0より前のバージョンのHitachi Command Suite製品と共存できません。そのため,インストール/アップグレードするHitachi Command Suite製品のバージョンは,すべてv8.0以降にしてください。
- Global Link Managerは,次に示すHiRDB製品と共存できません。そのため,すでにHiRDB製品がインストールされているマシンにGlobal Link Managerをインストールしないでください。また,Global Link
Managerがインストールされているマシンに,該当するHiRDB製品をインストールしないでください。
- HiRDB/Single Server
- HiRDB/Parallel Server
- HiRDB/Workgroup Server
- HiRDB/Run Time
- HiRDB/Developer's Kit
- HiRDB SQL Executer
- Global Link ManagerサーバのIPアドレスには,静的なアドレスを設定しておく必要があります。DHCPは使用しないでください。IPv4,IPv6の両方のプロトコルでの接続をサポートします。IPv6プロトコルを使用する場合は,管理サーバでIPv4とIPv6の両方が有効になっている必要があります。使用できるIPv6アドレスはグローバルアドレスだけです。
- Global Link Managerをインストールする前に,インストールするマシンのローカル時間は現在の日時を設定しておいてください。現在の日時に設定していない場合,パス稼働情報(パスステータスログ)が正しく取得されないおそれがあります。インストール後に時刻を変更する場合,またはほかのHitachi
Command Suite製品がインストールされている環境で時刻を変更する場合は,「3.3 Global Link Managerをインストールするマシンの時刻の変更」を参照してください。
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