Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(VMware®用)
HDLMが提供する拡張esxcliコマンドのhdlm dlnkmgr system setオペレーションでパス障害メッセージを抑制する条件を設定します。設定した条件を満たしている間,パス障害メッセージを抑制します。
パス障害メッセージを抑制する条件として,抑制間隔,抑制回数と抑制する障害要因を決定するコードを設定します。障害要因はホストステータス,プラグインステータス,デバイスステータス,およびSCSIセンスキーごとに特定の要因を設定できます。
抑制対象メッセージと抑制解除後に出力されるメッセージは次のとおりです。
表4-2 抑制対象メッセージと抑制解除後に出力されるメッセージ
項番 | 抑制対象メッセージ | 抑制解除後に出力されるメッセージ |
---|---|---|
1 | KAPL20024-W | KAPL20061-W |
2 | KAPL20025-W | KAPL20062-W |
3 | KAPL20026-W | KAPL20063-W |
4 | KAPL20027-W | KAPL20064-W |
抑制間隔に5分を設定した場合の例を示します。
抑制回数に1000回を設定した場合の例を示します。
抑制間隔と抑制回数の両方を設定した場合は両条件を満たす間,パス障害メッセージを抑制します。
拡張esxcliコマンドのhdlm dlnkmgr system set オペレーションについては,「4.5.5 パス障害メッセージ抑制情報の設定」を参照してください。
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