Hitachi Dynamic Link Manager EX ユーザーズガイド(AIX用)
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3.4.2 HDLMのアップグレードまたは再インストールについての注意事項
HDLMをアップグレードまたは再インストールするときは,次の内容に注意してください。
- ドライバの構成,HDLMの機能の設定内容,およびログファイルなどの情報は,初期化されることなくアップグレードまたは再インストール後も引き継がれます。引き継がれる情報の詳細については,「3.5.6 HDLMのアップグレードまたは再インストール」の「表3-14 アップグレードまたは再インストール時に引き継がれるファイル一覧」を参照してください。
- パス障害が発生したままHDLMのアップグレードまたは再インストールを実行すると,LUのリザーブが解除されないことがあります。必要に応じてHDLMパーシステントリザーブ解除ユティリティ(dlmpr)を使用し,LUのリザーブを解除してください。
- アップグレードまたは再インストールを実行すると,物理ボリューム(hdisk名)が変わることがあるため,HDLM管理対象デバイスとして認識されているhdiskを指定して直接アクセスしているアプリケーションなどの設定の見直しが必要になります。hdiskとLUの対応は,-drvパラメタを付加したviewオペレーションの実行結果で確認してください。
- HDLMのアップグレードまたは再インストールでhdiskデバイスを削除する場合,hdiskデバイスの権限情報は初期化されます。ユーザ個別に権限情報を設定していた場合は,HDLMのアップグレードまたは再インストール後,再設定してください。
- HDLM性能情報表示ユティリティ(dlmperfinfo)を実行中の場合は,[Ctrl]+[C]でdlmperfinfoユティリティを中止してからアップグレードまたは再インストールを実行してください。
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