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Hitachi Command Suite Configuration Manager REST API リファレンスガイド


20.2 仮想ストレージマシンによるリソース管理の操作の流れ

REST APIで実行する、仮想ストレージマシンによるリソース管理の操作の流れについて説明します。

仮想ストレージマシンを作成してリソースを登録する流れ

仮想ストレージマシンを作成して必要なリソースを登録します。登録したリソースは、物理ストレージシステムのリソースと同じようにホストに割り当てたり、global-active deviceペアのボリュームに使用したりします。

[図データ]
仮想ストレージマシンを作成する
仮想ストレージマシンを作成し、モデル名・シリアル番号を設定します。仮想ストレージマシン上で使用するリソースグループも同時に作成されます。
仮想ストレージマシンの一覧を取得する
作成した仮想ストレージマシンのストレージデバイスIDや、仮想ストレージマシン上のリソースグループIDなどの情報を取得します。
仮想ストレージマシンにリソースグループを追加する(任意)
必要に応じて、仮想ストレージマシン上にリソースグループを追加します。この操作は、リソースグループを作成するAPIで実行します。
仮想ストレージマシンにリソースを登録する
仮想ストレージマシン上のリソースグループに、ポート番号やホストグループ番号、LDEV番号などのリソースを登録します。この操作は、リソースグループにリソースを登録するAPIで実行します。
  • LDEV番号を登録する場合は、設定されている仮想LDEV番号を削除してから登録してください。仮想ストレージマシンに登録したあとで、仮想LDEV番号を設定してください。
  • ホストグループ番号やiSCSIターゲット番号を登録する場合は、未定義のホストグループまたはiSCSIターゲットのものを登録してください。

不要になった仮想ストレージマシンを削除する流れ

仮想ストレージマシン上のリソースを削除してから、仮想ストレージマシンを削除します。

[図データ]

仮想LDEV番号を削除する
仮想ストレージマシン上の仮想LDEVに設定されている仮想LDEV番号を削除します。
仮想ストレージマシンのリソースを削除する
仮想ストレージマシン上のリソースグループに登録されているLDEVやパリティグループ、ポート番号などのリソースをすべて削除します。この操作は、リソースグループからリソースを削除するAPIで実行します。
仮想ストレージマシンを削除する
仮想ストレージマシンを削除します。また、仮想ストレージマシン上のすべてのリソースグループが削除された場合には、自動的に仮想ストレージマシンが削除されます。