Hitachi

Hitachi Command Suite Configuration Manager REST API リファレンスガイド


18.4 暗号化環境の設定を変更する

暗号化環境の設定を変更します。暗号化環境を有効に設定すると、暗号化の運用を開始します。無効にすると、暗号化環境設定を初期化します。
メモ

REST API を実行するユーザが、対象ストレージシステムのリソースをREST API でロックしている場合、このAPIは実行できません。その場合は、ロックを解除してから実行してください。

実行権限

セキュリティ管理者(参照・編集)

リクエストライン

PUT <ベースURL>/v1/objects/storages/<ストレージデバイスID>/encryption-settings/instance

このAPIはPATCHメソッドでも実行できます。

リクエストメッセージ

オブジェクトID

instanceを指定します。

instanceは、単一のインスタンスしか持たないオブジェクトの場合に、オブジェクトIDとして指定する固定の値です。

クエリパラメータ
なし。
ボディ
{
      "isEnabled": true
}

属性

説明

isEnabled

boolean

(必須)暗号化環境を有効にするかどうかを指定します。
  • true:有効にする
  • false:無効にする(初期化)

レスポンスメッセージ

ボディ

ジョブオブジェクトを返します。affectedResources以外の属性については、ジョブオブジェクトの説明を参照してください。

属性

説明

affectedResources

ストレージシステムに設定した暗号化環境の設定情報のURL

Actionテンプレート

なし。

ステータスコード

この操作のリクエストに対するステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。

コード例

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session d7b673af189048468c5af9bcf3bbbb6f" -X PUT --data-binary @./InputParameters.json https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/objects/storages/886000123457/encryption-settings/instance