17.4 ストレージシステムのシステム日時を設定する
- メモ
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このAPI は、次のストレージシステムの場合に使用できます。
- VSP E シリーズ
- VSP G150、G350、G370、G700、G900、VSP F350、F370、F700、F900
- VSP G100、G200、G400、G600、G800、VSP F400、F600、F800(マイクロコードのバージョン:83-03-2X-XX/XX以降)
- ストレージシステムのシステム日時を変更した場合は、SVPのシステム日時も変更する必要があります。SVPのシステム日時の変更方法については、使用しているOSのマニュアルを参照してください。
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REST API を実行するユーザが、対象ストレージシステムのリソースをREST API でロックしている場合、このAPIは実行できません。その場合は、ロックを解除してから実行してください。
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実行権限
ストレージ管理者(初期設定)
リクエストライン
PUT <ベースURL>/v1/objects/storages/<ストレージデバイスID>/date-times/instance
このAPIはPATCHメソッドでも実行できます。
リクエストメッセージ
- オブジェクトID
-
instanceを指定します。
instanceは、単一のインスタンスしか持たないオブジェクトの場合に、オブジェクトIDとして指定する固定の値です。
- クエリパラメータ
-
なし。
- ボディ
-
{ "isNtpEnabled": true, "ntpServerNames": [ "192.0.2.200", "192.0.2.300" ], "timeZoneId": "America/Los_Angeles", "systemTime": "2016-07-20T17:02:12Z", "synchronizingLocalTime": "22:00", "adjustsDaylightSavingTime": true, "synchronizesNow": true }属性
型
説明
isNtpEnabled
boolean
(必須)NTPサーバと時刻を同期するかどうか- true:同期する
- false:同期しない
ntpServerNames
string[]
(任意)NTPサーバのIPアドレスまたはホスト名
isNtpEnabled属性にtrueを指定した場合にだけ指定できる属性です。この場合は必ず指定してください。
NTPサーバを複数指定する場合はコンマで区切ります。最大で5台指定できます。
timeZoneId
string
(必須)タイムゾーンID
ストレージシステムで使用できるタイムゾーンの一覧を取得するAPIで取得したタイムゾーンIDを指定してください。
systemTime
ISO8601string
(必須)システム日時(UTC)
2000/1/1~2037/12/31の値を、YYYY-MM-DDThh:mm:ssZ形式で指定します。
timeZoneId属性に指定したタイムゾーンが夏時間をサポートしていて、adjustsDaylightSavingTime属性がtrueの場合は、標準時間から夏時間、または夏時間から標準時間への移行期間に含まれる時刻は指定できません。
指定したシステム日時と、実際にストレージシステムに設定される日時には、数十秒の誤差が生じることがあります。正確な日時を設定するには、NTPサーバと同期することをお勧めします。
synchronizingLocalTime
string
(任意)NTPサーバとの同期時刻(現地時間)
isNtpEnabled属性にtrueを指定した場合にだけ指定できる属性です。00:00~23:59の間で、"hh:mm"の形式で指定します。
省略した場合、00:00が設定されたと見なされます。
adjustsDaylightSavingTime
boolean
(任意)自動的に夏時間に切り替えるかどうか
timeZoneId属性に指定したタイムゾーンが夏時間をサポートしている場合にだけ指定できる属性です。
指定したタイムゾーンが夏時間をサポートしていない場合は、この属性を指定できません。タイムゾーンが夏時間をサポートしているかどうかは、ストレージシステムで使用できるタイムゾーンの一覧を取得するAPIで確認できます。
- true:切り替える
- false:切り替えない
省略した場合、trueが設定されたと見なされます。
synchronizesNow
boolean
(任意)NTPサーバと即時に同期するかどうか
isNtpEnabled属性にtrueを指定した場合にだけ指定できる属性です。
- true:即時に同期する
- false:同期時刻まで同期しない
この属性にfalseを指定すると、synchronizingLocalTime属性に指定した同期時刻までの間は、systemTime属性に指定した時刻が設定されます。
省略した場合、trueが設定されたと見なされます。
レスポンスメッセージ
- ボディ
-
{ "isNtpEnabled": true, "ntpServerNames": [ "192.0.2.200", "192.0.2.300" ], "timeZoneId": "America/Los_Angeles", "systemTime": "2016-07-20T17:02:12Z", "synchronizingLocalTime": "22:00", "adjustsDaylightSavingTime": true }属性
型
説明
isNtpEnabled
boolean
NTPサーバと時刻を同期するかどうか- true:同期する
- false:同期しない
ntpServerNames
string[]
NTPサーバのIPアドレスまたはホスト名
timeZoneId
string
タイムゾーンID
systemTime
ISO8601string
システム日時(UTC)
synchronizingLocalTime
string
NTPサーバとの同期時刻(現地時間)
adjustsDaylightSavingTime
boolean
自動的に夏時間に切り替えるかどうか- true:切り替える
- false:切り替えない
Actionテンプレート
なし。
ステータスコード
この操作のリクエストに対するステータスコードの意味を次に示します。そのほかのステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。
|
ステータスコード |
メッセージ |
説明 |
|---|---|---|
|
412 |
Precondition Failed |
ストレージシステムのマイクロコードのバージョンは、この操作をサポートしていません。 |
コード例
curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3-f9f0-4ea8-bd8f-09847fac48d3" -X PUT --data-binary @./InputParameters.json https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/objects/storages/836000123456/date-times/instance