12.4.1　ジャーナルの情報を取得する : Hitachi Command Suite Configuration Manager REST API リファレンスガイド

実行権限

ストレージ管理者（参照）

リクエストライン

GET ＜ベースURL＞/v1/objects/storages/＜ストレージデバイスID＞/journals

リクエストメッセージ

オブジェクトID: なし。

クエリパラメータ

パラメータ	型	フィルタ条件
journalInfo	string	（必須）取得する情報の種類指定できる値を次に示します。 `basic`：ジャーナルの基本情報 `timer`：ジャーナルの時間に関する情報 `detail`：ジャーナルの詳細情報

パラメータ

型

フィルタ条件

journalInfo

string

（必須）取得する情報の種類

指定できる値を次に示します。

basic：ジャーナルの基本情報
timer：ジャーナルの時間に関する情報
detail：ジャーナルの詳細情報

ボディ: なし。

レスポンスメッセージ

ボディ

ジャーナルの基本情報を取得した場合の出力例を次に示します。

{
  "data": [
    {
      "journalId": 0,
      "muNumber": 1,
      "consistencyGroupId": 5,
      "journalStatus": "PJSF",
      "numOfActivePaths": 1,
      "usageRate": 0,
      "qMarker": "575cc653",
      "qCount": 0,
      "byteFormatCapacity": "1.88 G",
      "blockCapacity": 3956736,
      "numOfLdevs": 1,
      "firstLdevId": 513
    }
  ]
}

属性	型	説明
journalId	int	ジャーナルID
muNumber	int	MU（ミラーユニット）番号
consistencyGroupId	int	コンシステンシーグループ番号
journalStatus	string	ジャーナルボリュームの状態詳細については、ミラーのジャーナルの状態の説明を参照してください。
numOfActivePaths	int	アクティブなリンクのパスの数
usageRate	int	ジャーナルボリュームの使用率
qMarker	string	取得したジャーナルがマスタジャーナルの場合は、ジャーナルボリュームがWRITEデータを受領した時の最新シーケンス番号（Q-marker）を表示します。取得したジャーナルがリストアジャーナルの場合は、キャッシュに書き込んだ最新シーケンス番号（Q-marker）を表示します。
qCount	long	マスタジャーナルボリュームに残っている`qMarker`の個数
byteFormatCapacity	string	ジャーナルボリュームの容量小数第2位まで表示されます。
blockCapacity	long	ジャーナルボリュームのブロック数
numOfLdevs	int	ジャーナルボリュームを形成するLDEVの数
firstLdevId	int	ジャーナルに登録されているLDEVのうち、最小のLDEV番号

ジャーナルの時間に関する情報を取得した場合の出力例を次に示します。

{
  "data": [
    {
      "journalId": 0,
      "muNumber": 1,
      "consistencyGroupId": 5,
      "journalStatus": "PJSF",
      "numOfActivePaths": 1,
      "usageRate": 0,
      "qMarker": "575cc653",
      "qCount": 0,
      "byteFormatCapacity": "1.88 G",
      "blockCapacity": 3956736,
      "dataOverflowWatchInSeconds": 60,
      "pathBlockadeWatchInMinutes": 5,
      "activePathWatchTimerSettingInSeconds": 40
    }
  ]
}

属性	型	説明
journalId	int	ジャーナルID
muNumber	int	MU番号
consistencyGroupId	int	コンシステンシーグループ番号
journalStatus	string	ジャーナルボリュームの状態詳細については、ミラーのジャーナルの状態の説明を参照してください。
numOfActivePaths	int	アクティブなリンクのパスの数
usageRate	int	ジャーナルボリュームの使用率
qMarker	string	取得したジャーナルがマスタジャーナルの場合は、ジャーナルボリュームがWRITEデータを受領した時の最新シーケンス番号（Q-marker）を表示します。取得したジャーナルがリストアジャーナルの場合は、キャッシュに書き込んだ最新シーケンス番号（Q-marker）を表示します。
qCount	long	マスタジャーナルボリュームに残っている`qMarker`の個数
byteFormatCapacity	string	ジャーナルボリュームの容量小数第2位まで表示されます。
blockCapacity	long	ジャーナルボリュームのブロック数
dataOverflowWatchInSeconds	int	データあふれ監視時間（秒）
pathBlockadeWatchInMinutes	int	パス閉塞監視時間（分）
activePathWatchTimerSettingInSeconds	int	リンク障害を検出するためのアクティブパス監視時間（秒）

ジャーナルの詳細情報を取得した場合の出力例を次に示します。

{
  "data": [
    {
      "journalId": 0,
      "isMainframe": false,
      "isCacheModeEnabled": true,
      "isInflowControlEnabled": true,
      "dataOverflowWatchInSeconds": 60,
      "copySpeed": 256,
      "isDataCopying": true,
      "mpBladeId": 0,
      "mirrorUnits": [
        {
          "muNumber": 0,
          "consistencyGroupId": 0,
          "journalStatus": "SMPL",
          "pathBlockadeWatchInMinutes": 5,
          "copyPace": "L"
          "copySpeed": 256,
          "isDataCopying": true,
        },
          ...
          ...
        {
          "muNumber": 3,
          "consistencyGroupId": 0,
          "journalStatus": "SMPL",
          "pathBlockadeWatchInMinutes": 5,
          "copyPace": "L"
          "copySpeed": 256,
          "isDataCopying": true,
        }
      ]
    }
  ]
}

属性	型	説明
journalId	int	ジャーナルID
isMainframe	boolean	ジャーナルがメインフレームシステム用かオープンシステム用かの種別 `true`：メインフレームシステム用 `false`：オープンシステム用
mfTimerType	string	メインフレームシステムのタイマ種別 `LOCAL`：ローカルタイマを使用する `SYSTEM`：システムタイマを使用する `none`：システムタイマを使用する（コピー方向が逆方向の場合）
isCacheModeEnabled	boolean	キャッシュモードの設定を有効にするかどうか `true`：キャッシュモードの設定を有効にする `false`：キャッシュモードの設定を無効にする
isInflowControlEnabled	boolean	ジャーナルボリュームへの更新I/Oの流入を制限するかどうか `true`：流入を制限する `false`：流入を制限しない
dataOverflowWatchInSeconds	int	データあふれ監視時間（秒）
copySpeed	int	転送速度（Mbps） MU番号3のオブジェクトに設定された値が出力されます。ミラーごとの値については、`mirrorUnits`オブジェクト配下の`copySpeed`属性を参照してください。
isDataCopying	boolean	デルタリシンク失敗時のコピーモード `true`：データをすべてコピーする `false`：コピーしない MU番号3のオブジェクトに設定された値が出力されます。ミラーごとの値については、`mirrorUnits`オブジェクト配下の`isDataCopying`属性を参照してください。
mpBladeId	int	MPブレードID
mirrorUnits	object[]	ミラーごとに次の属性が表示されます。 muNumber(int) MU番号 consistencyGroupId(int) コンシステンシーグループID journalStatus(string) ジャーナルの状態詳細については、ミラーのジャーナルの状態の説明を参照してください。 pathBlockadeWatchInMinutes(int) パス閉塞監視時間（分） copyPace(string) コピー速度 `L`：低速 `M`：中速 `H`：高速 copySpeed (int) 転送速度（Mbps） isDataCopying (boolean) デルタリシンク失敗時のコピーモード `true`：データをすべてコピーする `false`：コピーしない

ステータスコード

この操作のリクエストに対するステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。

コード例

ジャーナルの基本情報を取得する場合

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3-f9f0-4ea8-bd8f-09847fac48d3" -X GET https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/objects/storages/836000123456/journals?journalInfo=basic

ジャーナルの時間に関する情報を取得する場合

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3-f9f0-4ea8-bd8f-09847fac48d3" -X GET https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/objects/storages/836000123456/journals?journalInfo=timer

ジャーナルの詳細情報を取得する場合

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3-f9f0-4ea8-bd8f-09847fac48d3" -X GET https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/objects/storages/836000123456/journals?journalInfo=detail

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