Hitachi

Hitachi Command Suite Configuration Manager REST API リファレンスガイド


9.19 Server Priority Managerに設定した情報を変更する

すでにServer Priority Managerに設定されているボリュームのLDEV番号とHBAのWWNまたはiSCSIネームについて、IOPSまたは転送レートの上限値を変更します。

実行権限

ストレージ管理者(システムリソース管理)

リクエストライン

PUT <ベースURL>/v1/objects/storages/<ストレージデバイスID>/io-control-ldev-wwns-iscsis/<オブジェクトID

このAPIはPATCHメソッドでも実行できます。

リクエストメッセージ

オブジェクトID

Server Priority Managerの情報の一覧で取得したioControlLdevWwnIscsiIdの値を指定します。次のように属性値を連結した形式でも指定できます。

WWNの場合

ldevId>,<hostWwn

iSCSIネームの場合

ldevId>,<iscsiName

属性

説明

ldevId

int

(必須)LDEV番号を10進数で指定します。

hostWwn

string

(任意)HBAのWWN

16桁の16進数で指定します。

hostWwn属性またはiscsiName属性のどちらか一方を必ず指定してください。

iscsiName

string

(任意)iSCSIイニシエータのiSCSIネーム

iqn形式またはeui形式で指定します。

  • iqn形式

    5~223文字の値を指定します。使用できる文字は次のとおりです。

    半角英数字、ハイフン(-)、ピリオド(.)、コロン(:

    指定例:iqn.rest.example.of.iqn.form

  • eui形式

    eui.に続けて16進数で指定します。全体で20文字の値を指定してください。

    指定例:eui.0900ABDC32598D26

hostWwn属性またはiscsiName属性のどちらか一方を必ず指定してください。

クエリパラメータ

なし。

ボディ
IOPSの上限値を変更する場合のコード例を次に示します。
{
  "upperLimitForIops" : 9999
}
転送レートの上限値を変更する場合のコード例を次に示します。
{
  "upperLimitForTransferRate": 30
}

属性

説明

upperLimitForIops

int

(任意)IOPSの上限値

165535の値を指定します。

upperLimitForIops属性またはupperLimitForTransferRate属性のどちらか一方を必ず指定してください。

upperLimitForTransferRate

int

(任意)転送レートの上限値(MB/s)

131の値を指定します。

upperLimitForIops属性またはupperLimitForTransferRate属性のどちらか一方を必ず指定してください。

レスポンスメッセージ

ボディ

ジョブオブジェクトを返します。affectedResources以外の属性については、ジョブオブジェクトの説明を参照してください。

属性

説明

affectedResources

変更したSPM情報のURL

Actionテンプレート

なし。

ステータスコード

この操作のリクエストに対するステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。

コード例

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3-f9f0-4ea8-bd8f-09847fac48d3" -X PUT --data-binary @./InputParameters.json https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/objects/storages/836000123456/io-control-ldev-wwns-iscsis/0,210003e08b0256f9