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Hitachi Command Suite Configuration Manager REST API リファレンスガイド


2.1 管理対象のリソースの指定

REST APIでは、管理対象のリソースをURLの形式で指定します。
REST APIでは、操作の種類ごとにドメインを分けています。URLの形式はドメインごとに異なります。REST APIで使用するドメインと、指定するURLの形式を次に示します。
objectsドメイン

REST APIの操作対象の個々のオブジェクトに対する操作を定義するドメインです。例えば、LDEVやプールなどのストレージシステムのリソースに対する操作が該当します。次に示す形式でURLを指定します。

プロトコル>://<ホスト名>:<ポート番号>/ConfigurationManager/<バージョン>/objects/storages/<ストレージデバイスID
viewsドメイン

REST APIサーバに保持しているストレージシステムの構成情報に対する操作を定義するドメインです。例えば、情報更新や情報検索などが該当します。次に示す形式でURLを指定します。

プロトコル>://<ホスト名>:<ポート番号>/ConfigurationManager/<バージョン>/views
servicesドメイン

REST APIサーバで提供するサービスを定義するドメインです。サービスとは、複数のオブジェクトに対する一括操作や、REST APIサーバの運用や構成変更についての操作を指します。例えば、リソースグループのロックや通信モードの変更などが該当します。次に示す形式でURLを指定します。

プロトコル>://<ホスト名>:<ポート番号>/ConfigurationManager/<バージョン>/<ストレージデバイスID>/services
configurationドメイン

REST APIサーバに関する設定を定義するドメインです。例えば、REST APIのバージョン情報の取得が該当します。次に示す形式でURLを指定します。

プロトコル>://<ホスト名>:<ポート番号>/ConfigurationManager/configuration

このマニュアルでは、「プロトコル>://<ホスト名>:<ポート番号>/ConfigurationManager」をベースURLと表記します。

URLの例を次に示します。

https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/objects/storages/800000012345/ldevs