Compute Systems Manager 導入・設定ガイド

9.6.1 クラスタ管理アプリケーションにサービスを登録する（Windows）

Windowsのクラスタ管理アプリケーションのグループに，Compute Systems Managerを含むHitachi Command Suite製品のサービスを登録します。

サービスの登録には，Hitachi Command Suite共通コンポーネントのコマンドを使用します。

重要

Hitachi Command Suite製品のサービスは，インストール時に自動的に登録されるため，通常はこのコマンドを実行する必要はありません。

誤ってサービスを削除したなどの理由で，サービスを登録し直す必要がある場合にだけ実行してください。

事前に完了しておく操作

ドメインのAdministrator権限を持つユーザーでのログイン

クラスタ管理アプリケーションでの，サービスを登録するグループの作成

クラスタ管理アプリケーションのグループにサービスを登録するには，次のコマンドを実行します。

＜Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ＞\ClusterSetup\hcmds64clustersrvupdate /sreg /r ＜グループ名＞ /sd ＜共有ディスクのドライブ文字＞ /ap ＜クライアントアクセスポイントのリソース名＞

sreg

クラスタ管理アプリケーションのグループに，Compute Systems Managerを含むHitachi Command Suite製品のサービスを登録するためのオプションです。

r

Compute Systems Managerを含むHitachi Command Suite製品のサービスを登録するグループ名を指定します。グループ名に次の文字が含まれる場合は，グループ名を引用符（"）で囲んで指定してください。

半角スペース , ; =

sd

クラスタ管理アプリケーションに登録されている共有ディスクのドライブ文字を指定します。

このオプションには複数のドライブ文字を指定できません。Hitachi Command Suite製品のデータベースを複数の共有ディスクに分割している場合は，共有ディスクごとにhcmds64clustersrvupdateコマンドを実行してください。

ap

クラスタ管理アプリケーションに登録されているクライアントアクセスポイントのリソース名を指定します。

参考

デプロイメントマネージャーがインストールされている場合は，デプロイメントマネージャーのサービスも登録されます。

管理サーバにほかのHitachi Command Suite製品がインストールされている場合は，その製品のサービスも登録されます。
ほかのHitachi Command Suite製品のサービスについては，各製品のマニュアルを参照してください。

関連項目

9.1 クラスタを使用するための環境設定と運用とは

9.2 クラスタを運用するために使用するCompute Systems Managerのサービス

9.3.3 クラスタ管理アプリケーションを使用して設定する前の確認

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