Compute Systems Manager 導入・設定ガイド
管理サーバのOSがLinuxの場合,管理対象ホストのWindowsリモート管理(WinRM)を有効にすることで,管理対象ホストの情報が取得できるようになります。
- 管理対象ホストがWindowsホストである
WinRMを有効にする手順を次に示します。
- 次のコマンドを実行して,WinRMを有効にします。
winrm qc
winrm set winrm/config/service @{AllowUnencrypted="true"}
winrm set winrm/config @{MaxEnvelopeSizekb="512"}
MaxEnvelopeSizekbの値は512(推奨値)を指定してください。ただし,ファイバーチャネル接続している管理対象ホストで,認識されるLU数が25を超える場合はLU数×20を指定します。
なお,ラックマウントサーバの一部機種の電力情報をUpdate Managerから取得する場合,MaxEnvelopeSizekbの値は1500(推奨値)を指定してください。ただし,ファイバーチャネル接続している管理対象ホストで,認識されるLU数が75を超える場合はLU数×20を指定します。
対象となるラックマウントサーバの機種については,ソフトウェア添付資料を参照してください。- WinRMが使用するポート番号を変更する場合,次のコマンドを実行します。
winrm delete winrm/config/Listener?Address=*+Transport=HTTP
winrm create winrm/config/Listener?Address=*+Transport=HTTP @{Port="<変更後のポート番号>"}
WinRMが使用するポート番号のデフォルト値は,80または5985です。デフォルト値は,WinRMのバージョンによって異なります。手順1で,MaxEnvelopeSizekbに推奨値以外を指定した場合,管理サーバでプロパティファイルを編集して,WinRMの設定を反映する必要があります。
WinRMが有効になります。
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