Compute Systems Manager 導入・設定ガイド

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4.3.4 WinRMを有効にする(Windowsホスト)

管理サーバのOSがLinuxの場合,管理対象ホストのWindowsリモート管理(WinRM)を有効にすることで,管理対象ホストの情報が取得できるようになります。

事前に確認しておく情報

WinRMを有効にする手順を次に示します。

  1. 次のコマンドを実行して,WinRMを有効にします。
    winrm qc
    winrm set winrm/config/service @{AllowUnencrypted="true"}
    winrm set winrm/config @{MaxEnvelopeSizekb="512"}
    MaxEnvelopeSizekbの値は512(推奨値)を指定してください。ただし,ファイバーチャネル接続している管理対象ホストで,認識されるLU数が25を超える場合はLU数×20を指定します。
    なお,ラックマウントサーバの一部機種の電力情報をUpdate Managerから取得する場合,MaxEnvelopeSizekbの値は1500(推奨値)を指定してください。ただし,ファイバーチャネル接続している管理対象ホストで,認識されるLU数が75を超える場合はLU数×20を指定します。
    対象となるラックマウントサーバの機種については,ソフトウェア添付資料を参照してください。
  2. WinRMが使用するポート番号を変更する場合,次のコマンドを実行します。
    winrm delete winrm/config/Listener?Address=*+Transport=HTTP
    winrm create winrm/config/Listener?Address=*+Transport=HTTP @{Port="変更後のポート番号"}
    WinRMが使用するポート番号のデフォルト値は,80または5985です。デフォルト値は,WinRMのバージョンによって異なります。

手順1で,MaxEnvelopeSizekbに推奨値以外を指定した場合,管理サーバでプロパティファイルを編集して,WinRMの設定を反映する必要があります。

WinRMが有効になります。

関連項目

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