Compute Systems Manager 導入・設定ガイド

4.3.3 DCOMを有効にする（Windowsホスト）

管理サーバのOSがWindowsの場合，管理対象ホストのDCOMを有効にすることで，WMIの通信が有効になり，管理対象ホストの情報が取得できるようになります。

DCOMを有効にする手順を次に示します。

1. dcomcnfgコマンドを実行します。
2. コンポーネントサービスのサブカテゴリの［コンピュータ］から［マイコンピュータ］を選択します。
3. 右クリックして［プロパティ］を選択します。
4. ［既定のプロパティ］タブを選択し，［このコンピュータ上で分散COMを有効にする］チェックボックスが選択されていることを確認します。
5. ［COMセキュリティ］タブを選択し，次の項目を確認します。
   
   • ［アクセス許可］の［制限の編集］ボタンをクリックし，Everyoneグループに対して［リモートアクセス］の［許可］チェックボックスが選択されていること。
   • ［起動とアクティブ化のアクセス許可］の［制限の編集］ボタンをクリックし，Administratorsグループに対して［リモートからのアクティブ化］の［許可］チェックボックスが選択されていること。
6. 管理対象ホストを再起動します。

DCOMが有効になります。

関連項目

• 4.3.1 ホストを管理対象にするための確認事項（Windowsホスト）

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