Compute Systems Manager 導入・設定ガイド

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3.5.3 Compute Systems ManagerのURLの変更

この項の構成
(1) Compute Systems ManagerのURLを変更するタイミング
(2) Compute Systems ManagerのURLを変更する

(1) Compute Systems ManagerのURLを変更するタイミング

Compute Systems Managerの運用を開始したあとに,次のどれかの設定を変更した場合,Compute Systems ManagerにアクセスするためのURLを変更する必要があります。

関連項目

(2) Compute Systems ManagerのURLを変更する

管理サーバのホスト名,IPアドレス,ポート番号,SSL通信の設定などを変更した場合は,Compute Systems ManagerにアクセスするURLを変更する必要があります。

事前に確認しておく情報

Compute Systems ManagerのURLを変更する手順を次に示します。

  1. 次のコマンドを実行して,現在登録されているURLの情報を確認します。
    Windows:
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ\bin\hcmds64chgurl /list
    Linux:
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ/bin/hcmds64chgurl -list
  2. 次のコマンドを実行して,Compute Systems ManagerにアクセスするURLを変更します。
    Windows:
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ\bin\hcmds64chgurl /change 変更後のURL /type HCSM
    Linux:
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ/bin/hcmds64chgurl -change 変更後のURL -type HCSM
  3. 同じ管理サーバにインストールされているCompute Systems Manager以外のHitachi Command Suite製品のURLもすべて変更する場合には,次のhcmds64chgurlコマンドを実行します。
    Windows:
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ\bin\hcmds64chgurl /change 変更前のURL> <変更後のURL
    Linux:
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ/bin/hcmds64chgurl -change 変更前のURL> <変更後のURL
  4. Windowsの場合,ショートカットファイルのURLを変更します。

    Windows Server 2008 R2の場合:
    スタート]-[すべてのプログラム]-[Hitachi Command Suite]-[Compute Systems Manager]-[Login - HCSM]を右クリックして,[プロパティ]-[Webドキュメント]タブのURLを変更します。

    Windows Server 2012の場合:
    スタート]-[すべてのアプリ]-[Hitachi Command Suite]-[Compute Systems Manager]-[Login - HCSM]を右クリックして,[プロパティ]-[Webドキュメント]タブのURLを変更します。
    URLの形式は次のとおりです。
    プロトコル://管理サーバのIPアドレスまたはホスト名:ポート番号/ComputeSystemsManager/

    プロトコル
    非SSL通信の場合はhttp,SSL通信の場合はhttpsを指定します。

    管理サーバのIPアドレスまたはホスト名
    Compute Systems Managerをインストールした管理サーバのIPアドレスまたはホスト名を指定します。

    ポート番号
    user_httpsd.confファイルのListen行に設定されているポート番号を指定します。
    非SSL通信の場合は非SSL通信用のポート番号(デフォルト:22015),SSL通信の場合はSSL通信用のポート番号(デフォルト:22016)を指定します。
    user_httpsd.confファイルの格納先は次のとおりです。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ\uCPSB\httpsd\conf\user_httpsd.conf

Compute Systems ManagerにアクセスするURLが変更されます。

JP1/IMからCompute Systems ManagerのGUIをラウンチできるように設定している場合は,JP1/IM - Viewの統合機能メニュー定義ファイルも変更してください。

関連項目

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