Compute Systems Manager 導入・設定ガイド
- この項の構成
- (1) Compute Systems ManagerのURLを変更するタイミング
- (2) Compute Systems ManagerのURLを変更する
(1) Compute Systems ManagerのURLを変更するタイミング
Compute Systems Managerの運用を開始したあとに,次のどれかの設定を変更した場合,Compute Systems ManagerにアクセスするためのURLを変更する必要があります。
- 管理クライアントと管理サーバ間で使用するポート番号の変更
- 管理サーバのホスト名またはIPアドレスの変更
- SSL通信を使用するため,またはSSL通信の使用を中止するための設定変更
(2) Compute Systems ManagerのURLを変更する
管理サーバのホスト名,IPアドレス,ポート番号,SSL通信の設定などを変更した場合は,Compute Systems ManagerにアクセスするURLを変更する必要があります。
- 変更後のURL
プロトコルとポートを含む完全なURL(例:http://HostA:22015)を指定する必要があります。Compute Systems ManagerのURLを変更する手順を次に示します。
- 次のコマンドを実行して,現在登録されているURLの情報を確認します。
Windows:
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>\bin\hcmds64chgurl /list
Linux:
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>/bin/hcmds64chgurl -list- 次のコマンドを実行して,Compute Systems ManagerにアクセスするURLを変更します。
Windows:
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>\bin\hcmds64chgurl /change <変更後のURL> /type HCSM
Linux:
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>/bin/hcmds64chgurl -change <変更後のURL> -type HCSM- 同じ管理サーバにインストールされているCompute Systems Manager以外のHitachi Command Suite製品のURLもすべて変更する場合には,次のhcmds64chgurlコマンドを実行します。
Windows:
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>\bin\hcmds64chgurl /change <変更前のURL> <変更後のURL>
Linux:
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>/bin/hcmds64chgurl -change <変更前のURL> <変更後のURL>- Windowsの場合,ショートカットファイルのURLを変更します。
URLの形式は次のとおりです。
- Windows Server 2008 R2の場合:
- [スタート]-[すべてのプログラム]-[Hitachi Command Suite]-[Compute Systems Manager]-[Login - HCSM]を右クリックして,[プロパティ]-[Webドキュメント]タブのURLを変更します。
- Windows Server 2012の場合:
- [スタート]-[すべてのアプリ]-[Hitachi Command Suite]-[Compute Systems Manager]-[Login - HCSM]を右クリックして,[プロパティ]-[Webドキュメント]タブのURLを変更します。
<プロトコル>://<管理サーバのIPアドレスまたはホスト名>:<ポート番号>/ComputeSystemsManager/
- <プロトコル>
- 非SSL通信の場合はhttp,SSL通信の場合はhttpsを指定します。
- <管理サーバのIPアドレスまたはホスト名>
- Compute Systems Managerをインストールした管理サーバのIPアドレスまたはホスト名を指定します。
- <ポート番号>
- user_httpsd.confファイルのListen行に設定されているポート番号を指定します。
- 非SSL通信の場合は非SSL通信用のポート番号(デフォルト:22015),SSL通信の場合はSSL通信用のポート番号(デフォルト:22016)を指定します。
- user_httpsd.confファイルの格納先は次のとおりです。
- <Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>\uCPSB\httpsd\conf\user_httpsd.conf
Compute Systems ManagerにアクセスするURLが変更されます。
JP1/IMからCompute Systems ManagerのGUIをラウンチできるように設定している場合は,JP1/IM - Viewの統合機能メニュー定義ファイルも変更してください。
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