Compute Systems Manager 導入・設定ガイド

3.1.2 MIBファイルを登録する

管理サーバで，SNMPトラップの定義が記述されているMIBファイルを登録します。

事前に完了しておく作業

• SNMPトラップ受信用のポート（デフォルトは162/udp）を管理サーバで使えるようにする
• MIBファイルを準備する
  MIBファイル名は任意です。
  
• 管理サーバのOSがRed Hat Enterprise LinuxまたはOracle Linuxの場合，64bit版のnet-snmp-libsパッケージをインストールする

MIBファイルを登録する手順を次に示します。

1. 次のディレクトリにMIBファイルを格納します。
   Windows：
   ＜Compute Systems Managerのインストールディレクトリ＞\ComputeSystemsManager\mibs\mib
   Linux：
   ＜Compute Systems Managerのインストールディレクトリ＞/ComputeSystemsManager/mibs/mib
   
2. Compute Systems Managerを停止します。
3. 次のコマンドを実行します。
   Windows：
   ＜Compute Systems Managerのインストールディレクトリ＞\ComputeSystemsManager\bin\hcsmtraptoxml -c
   Linux：
   ＜Compute Systems Managerのインストールディレクトリ＞/ComputeSystemsManager/bin/hcsmtraptoxml -c
   
4. Compute Systems Managerを起動します。

MIBファイルに記述されているSNMPトラップの定義がCompute Systems Managerに登録されます。

関連項目

• 3.1.1 SNMPトラップの設定とは
• 3.1.4 インバンドSNMPトラップを監視する
• (3) ポートを変更する
• 8.1.2 Compute Systems Managerを起動する
• 8.1.3 Compute Systems Managerを停止する

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