Compute Systems Manager ユーザーズガイド
ユーザーグループは,ユーザーアカウントをグルーピングしたものです。ユーザーグループにリソースグループおよびロールを割り当てることで,管理対象に対するアクセスを制御できます。
ユーザーグループには,次の種類があります。
- Compute Systems Managerのビルトインユーザーグループ
Compute Systems ManagerのAll Resourcesが割り当てられています。インストール時に,ロールに応じた次のユーザーグループが自動で作成されます。必要に応じて,システム管理者がユーザーアカウントを追加して使用します。Compute Systems Managerをバージョン8.0.1以前からアップグレードすると,既存のユーザーアカウントは権限に応じてこれらのユーザーグループに自動で追加されます。
- HCSM_AdminGroup
- HCSM_ModifyGroup
- HCSM_ViewGroup
- Hitachi Command Suite製品共通のビルトインユーザーグループ
各Hitachi Command Suite製品のAll Resourcesが割り当てられています。インストール時に,ロールに応じた次のユーザーグループが自動で作成されます。必要に応じて,システム管理者がユーザーアカウントを追加して使用します。これらのユーザーグループは削除できません。名前や説明を変更したり,リソースグループとロールの割り当てを変更したりもできません。
- AdminGroup
- ModifyGroup
- ViewGroup
また,これら以外のビルトインユーザーグループがCompute Systems ManagerのGUIに表示されることがありますが,Compute Systems Managerでは使用しません。- ユーザー定義のユーザーグループ
Compute Systems Managerのリソースグループとロールを任意に割り当てられるユーザーグループです。必要に応じて,システム管理者が作成します。
- 認可グループ(外部認可サーバのグループ)
外部認可サーバと連携することで,Hitachi Command Suite製品に登録した認可グループをユーザーグループとして利用できます。認可グループには,Compute Systems Managerのユーザーグループと同様に,リソースグループとロールを割り当てられます。
重要
- Compute Systems Managerで作成したユーザーグループに,ほかのHitachi Command Suite製品のリソースグループを割り当てることもできます。ただし,ほかのHitachi Command Suite製品のリソースグループはCompute Systems ManagerのGUIに表示されません。
- また,ほかのHitachi Command Suite製品のリソースグループが割り当てられているユーザーグループはCompute Systems ManagerのGUIから削除できません。削除するには,ほかのHitachi Command Suite製品のGUIからリソースグループの割り当てを解除する必要があります。
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