Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド
この例では,次の図に示すシステム構成を想定しています。なお,ここではデータベースサーバが1台の場合のシステム構成を例としていますが,データベースを複数構成にすることもできます。
図6-13 SQL Serverデータベースをテープへバックアップ,リストアするためのシステム構成
この例でのシステムの前提条件は次のとおりです。
- データベースサーバ(サーバ名:DBServer)上にはSQL Serverインスタンス「INSTANCE_1」が在り,サービスが起動されている。
- データベースサーバで,VDIメタファイル格納ディレクトリが作成されている(VDIメタファイルをデータベース構成ファイルとは別のディレクトリに配置している場合)。
- データベースサーバおよびバックアップサーバで,拡張コマンド用一時ディレクトリが作成されている(拡張コマンドを使用する場合)。
- 正ボリュームと副ボリュームは,データベースサーバとバックアップサーバでペア定義されている。
- バックアップサーバにテープバックアップ管理用のソフトウェアがインストールされている。
- drmtapeinitコマンドを実行して,テープバックアップ管理用のソフトウェアのパラメーターが登録されている。
- バックアップサーバでFTPサービスが起動しており,データベースサーバのOSログオンユーザーを使用してFTPサーバへのログインおよびファイルの転送ができるように設定されている。FTPユーザーIDは「admin」,FTPユーザーパスワードは「password」とする。
- 副ボリュームは通常はマウントされていないで,運用時にだけEドライブ(ドライブ文字:E:)にマウントされる。
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