Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド
drmmediabackupコマンドまたはdrmmediarestoreコマンドを並列実行する場合は,バックアップサーバでコマンドのリトライ回数,リトライ間隔を設定してください。リトライ回数とリトライ間隔の設定については,「3.3.3 コマンド実行のリトライ回数とリトライ間隔の設定」を参照してください。
drmmediabackupコマンドまたはdrmmediarestoreコマンドを実行した場合,テープバックアップ管理用のソフトウェアを起動する処理の前後に,コマンドを並列実行できない処理を実行します。この処理を実行中に次のコマンドを実行するとテープバックアップ管理用のソフトウェア起動までの間,コマンドをリトライします。したがって,多数のdrmmediabackupコマンドまたはdrmmediarestoreコマンドを並列実行する場合,十分なリトライ時間を設定しておかないと実行途中のコマンドがリトライ時間を超えてエラーとなります。
リトライ時間は,次の値を参考に設定してください。
「drmmediabackupコマンドまたはdrmmediarestoreコマンド実行からテープバックアップ管理用のソフトウェア起動開始までの時間×コマンドの並列実行多重度数」以上
拡張コマンド(EX_DRM_TAPE_BACKUPまたはEX_DRM_TAPE_RESTORE)を使用する場合,拡張コマンドが実行する,drmmountコマンドの実行からdrmmediabackupコマンドまたはdrmmediarestoreコマンドのテープバックアップ管理用のソフトウェア起動までの処理の間,並列実行できません。したがって,多数のEX_DRM_TAPE_BACKUPまたはEX_DRM_TAPE_RESTOREを並列実行する場合,十分なリトライ時間を設定しておかないと実行途中のコマンドがリトライ時間を超えてエラーとなります。
リトライ時間は,次の値を参考に設定してください。
「EX_DRM_TAPE_BACKUPまたはEX_DRM_TAPE_RESTORE実行からテープバックアップ管理用のソフトウェア起動開始までの時間×コマンドの並列実行多重度数」以上
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