Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド

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3.3.10 Protection Managerサービスの応答タイムアウト時間の設定

Protection Managerサービスが処理要求を受けてから応答するまでの時間(応答タイムアウト時間)の上限値を分単位で指定できます。Protection Managerサービスを実行しているサーバで,Protection Managerサービスの応答タイムアウト時間を,次のパラメーターで指定できます。

表3-16 init.conf のパラメーター(Protection Managerサービスの応答タイムアウト時間の設定)

パラメーター 説明 設定できる値
(デフォルト値)
RESPONSE_TIMEOUT Protection Managerサービスの応答タイムアウト時間を分単位で指定します。Protection Managerサービスを実行するサーバ側で設定します。0 を指定した場合,タイムアウトは設定されません。この場合,通信先はProtection ManagerサービスがOSやストレージシステムに要求した処理が完了するまで待機したままの状態になるおそれがあります。また,通信元のサーバは,SERVICE_TIMEOUTで設定した時間まで,コマンドが待機したままの状態になります。パラメーターの値が省略された場合は,1296 が適用されます。RESPONSE_TIMEOUTの値には,SERVICE_TIMEOUTの値よりも小さい値(90%程度)を推奨します。デフォルトではこのパラメーターは記載されていません。 0~10080
(1296)

通信先がバックアップサーバの場合,OSやストレージシステムに要求した処理が予期せず無応答になった場合,このパラメーターで指定した時間待機したあと処理を強制終了します。

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