Replication Manager ユーザーズガイド
Replication Manager CLIの実行方法について説明します。
Replication Manager CLIは,管理サーバ上で実行する必要があります。管理サーバのOSがWindowsの場合,管理者権限を持ったユーザーでコマンドを実行してください。
Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリがHitachi Command Suiteのインストールディレクトリ内に存在しない場合,環境変数HRPM_CLI_BASE_PATHにHitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリを指定してください。
Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリがHitachi Command Suiteのインストールディレクトリ内に存在しない場合の例を次に示します。
- Hitachi Command Suite共通コンポーネントがインストールされていて,かつHitachi Command Suiteがインストールされていない環境に,Hitachi Command Suiteをインストールした場合
- バージョン7.0より前のHitachi Command SuiteおよびHitachi Command Suite共通コンポーネントがインストールされている環境に,バージョン7.4以降のHitachi Command Suiteをアップグレードインストールした場合
次のフォルダまたはディレクトリに移動してコマンドを実行してください。
- Windowsの場合
<Replication Managerのインストールフォルダ>\RpMCLI- Linuxの場合
<Replication Managerのインストールディレクトリ>/RpMCLIコマンドの構文を次に示します。
- Windowsの場合
<コマンド> [<オプション>] [<パラメーター>]- Linuxの場合
./<コマンド> [<オプション>] [<パラメーター>]コマンド共通で指定できるオプションを次に示します。
オプション 指定のレベル 説明 -o <ファイル名>
または
--output <ファイル名>任意 実行結果をファイルに出力する場合,出力先のパスを指定します。相対パスまたは絶対パスのどちらでも設定できます。
出力先のパスには,ファイルの実体を示すパスを指定してください。ショートカットおよびシンボリックリンクは指定できません。
すでに存在するファイルを指定した場合,ファイルは上書きされます。-h
または
--help任意 コマンドのヘルプを出力します。 コマンドおよび各コマンドで指定できるオプションとパラメーターについては,「B.2 Replication Manager CLIを使ったタスク管理」または「B.3 Replication Manager CLIを使った管理情報の履歴の出力」を参照してください。
コマンドを実行すると,トレースログが「RpMCLI.log」または「RpMTaskCLIn.log」(n=1~16)に出力されます。トレースログの設定は,RpMCLI.propertiesファイルで変更できます。RpMCLI.propertiesファイルについては,マニュアル「Hitachi Command Suite Replication Manager システム構成ガイド」を参照してください。
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