Replication Manager ユーザーズガイド

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5.13.1 コピーグループ定義ファイルの配布の概要

Replication Managerは代替ホストへのコピーグループ定義ファイルの配布をサポートしています。この機能によって,プライマリーサイトに災害が発生した場合にペア管理を中断しないで継続できます。コピーペア構成定義ウィザードを使ったコピーペア構成定義時に,Replication Managerが認識している代替ホスト候補一覧から,メインフレーム系ホストを選択できます。コピーペア構成の完成時に,Replication Managerはコピーペア構成定義時に作成されたコピーグループ一覧をこれらの配布対象に配布します。

コピーグループ定義ファイルの配布の例を次の図に示します。

図5-10 コピーグループ定義ファイルの配布シナリオの例

[図]

コピーグループ定義ファイルの配布は,次に示す2種類で実施できます。

コピーグループ定義ファイルは,次の条件をすべて満たすBusiness Continuity Managerに配布できます。

重要
Replication Managerによって配布されたDADではない場合,DADIDが同じ名称のときも同一のDADとは見なされません。
重要
ディスク構成定義ファイルの配布の関連を削除するなどの操作によって,コピーグループ定義ファイル配布の関連が消えてしまった場合,そのコピーグループは上記の条件を満たさないため配布対象になりません。再びコピーグループ定義ファイルを配布するためには,コピーペア構成定義ウィザードを用いて配布先のコピーグループを削除し,いったんコピーグループ定義ファイルを空にする必要があります。

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