Replication Manager ユーザーズガイド

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5.13.4 コピーグループ定義ファイルの事前配布の概要

コピーグループ定義ファイルの事前配布では,最新のコピーグループ定義ファイルを,現在の主ホストから次に主ホストとなるコピーグループに配布します。この配布は,主ホストが変更され,元の主ホストのコピーグループ定義が新しい主ホストのコピーグループ定義に一致しない場合に行われます。ファイルはユーザーが選択した1つの主ホスト(配布先)だけに配布されます。

また,ユーザーは次の条件をすべて満たすホストを主ホストに変更できます。

参考
Replication Managerによって配布されたDADではない場合,DADIDが同じ名称のときも同一のDADとは見なされません。

コピーグループ定義ファイルの事前配布によって,次の問題を防げます。

注意
配布後にすべてのファイルが古いファイルと置き換わってしまった場合,最新のコピーグループ定義ファイルへの回復手段はありません。このような状況は,古いコピーグループ定義ファイルの主ホストを,変更対象の主ホストから除けば回避できます。

主ホストを変更すると,以前の主ホストによるコピーグループのアラート監視が停止します。主ホストの変更後もアラート監視を続けるには,新しい主ホストのコピーグループに対してアラート設定を作成する必要があります。主ホストを変更すると,コピーグループの状態はマイコピーグループビューに表示されません。主ホストの変更後にコピーグループの状態を表示するには,マイコピーグループの編集ウィンドウで,以前の主ホストのコピーグループを新しい主ホストのコピーグループに置き換える必要があります。

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