Replication Manager ユーザーズガイド
オープン系システムで,コピーペアとして設定できるボリュームの条件を次に示します。
コピーペア構成定義ウィザードの[2. コピーペアの関連付け]画面で[ボリューム選択]ペインには,次の条件をすべて満たすボリュームが表示されます。
- コマンドデバイスおよびリモートコマンドデバイスのどちらでもでない。
- 異なるストレージシステムのボリュームを複数選択していない。
- ほかのワークフローでリザーブされていない。
- 外部ボリュームをマッピングした内部ボリュームであり,ホストI/O抑止モードが無効である。
- ストレージシステムのコマンドデバイスをReplication Managerが認識している。
- エンタープライズクラスストレージ,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデルまたはHUS VMで,Copy-on-Write Snapshot,Thin Image,Universal Replicatorまたはglobal-active deviceの場合,エミュレーションタイプがOPEN-Vである。
- Hitachi AMS/WMSで,Copy-on-Write SnapshotまたはTrueCopy Extended Distanceの場合,プールがデフォルトコントローラーに設定されている。
- コピー種別とストレージシステムの組み合わせとして指定できる状態である。
コピー種別とストレージシステムの組み合わせによるボリュームの指定条件については,「5.2.3 コピーペア構成定義に指定できるコピー種別とストレージシステムの組み合わせ」を参照してください。上記の条件に加えて,正ボリュームおよび副ボリュームそれぞれに,次の条件をすべて満たすボリュームが表示されます。
- 正ボリュームの場合
- [コピーペア一覧]に表示されているストレージシステムと同じストレージシステムのボリュームである。
- V-VOLでない。
- 仮想ボリュームの[属性]が「GAD Reserved」ではない。
- 副ボリュームの場合
- ストレージシステムに登録されているライセンスが有効である。
- S-VOL Disable属性が指定されていない。
- Copy-on-Write SnapshotまたはThin Imageの場合,V-VOLである。
- ShadowImage,TrueCopy,Universal Replicatorまたはglobal-active deviceの場合,V-VOLでない。
- global-active deviceの場合,仮想ボリュームの[属性]が「GAD Reserved」である。
- global-active device以外の場合,仮想ボリュームの[属性]が「GAD Reserved」ではない。
- Hitachi AMS/WMSでTrueCopy Extended Distanceの場合,デフォルトコントローラーとカレントコントローラーが一致している。
重要
- 容量削減機能(dedupe and compression)が有効なボリュームを使用してコピーペアを作成する場合,コピーの性能やホストのI/O性能が低下するおそれがあります。詳細については,各ボリューム複製機能のマニュアルを参照してください。
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