Replication Manager ユーザーズガイド

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5.2.4 構成定義ファイルの生成と適用

コピーペア構成定義ファイルは新規のコピーグループを作成したときに生成されます。新規の構成定義ファイルの格納場所,および形式はDevice Managerエージェントのserver.propertiesファイルの次のプロパティで指定できます。

既存のコピーペアを管理する場合,構成定義ファイルが次に示す条件を満たす必要があります。

また,コピーペアをStorage Navigatorなどのストレージシステムの運用管理ソフトウェアを使用して作成した場合は,構成定義ファイルが存在しません。このため,コピーペア構成定義ビューに構成定義情報は表示されません。

既存のコピーグループにコピーペアを追加した場合,構成定義ファイルの既存のファイル形式と同じ形式が新規コピーペアに適用されます。混在した形式(HORCM_LDEVおよびHORCM_DEV)を持った既存の構成定義ファイルにコピーグループを追加した場合,または新規でコピーグループを作成した場合は,server.propertiesファイルのserver.agent.rm.pairDefinitionFormプロパティからコピーペアの形式が決定されます。

server.agent.rm.pairDefinitionFormプロパティ,server.agent.rm.horcmSourceプロパティ,および構成定義ファイルでサポートされる設定項目については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。

重要
Device Managerエージェントのバージョンが8.0.1以降でRAID Managerのバージョンが01-32-03/xx以降,またはXP7 RAID Managerのバージョンが01.32.xx以降を使用している場合は,物理IDと仮想IDの構成定義ファイルを別々に作成する必要があります。
また,仮想IDで定義された構成定義ファイルに,複数のストレージシステムのコマンドデバイスを定義することはできません。構成定義ファイルは,ストレージシステムごとに作成してください。

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