Tuning Manager APIリファレンスガイド
Tuning Manager APIを実行するコマンドでは,Tuning Manager serverとDevice Managerを同じホストにインストールしている場合,HBase 64 Storage Mgmt Web ServiceにSSLを設定することで通信データを暗号化できます。
- 注意
- Tuning Manager serverとDevice Managerを別々のホストにインストールしている場合,Tuning Manager APIを実行するコマンドの通信データは暗号化できません。
- Tuning Manager serverとDevice ManagerをインストールしているホストのHBase 64 Storage Mgmt Web ServiceにSSLを設定します。
設定方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」のSSLサーバの構築(Hitachi Command Suite共通コンポーネント)について説明している個所を参照してください。- Tuning Manager serverとDevice Managerをインストールしているホストの次のトラストストアーに,サーバ証明書をインポートします。
- Windowsの場合:
- Oracle社のWeb サイトからダウンロードしたJREがC:\Program Files\Java\jdk1.8.0フォルダにインストールされているときの設定例を次に示します。
- C:\Program Files\Java\jdk1.8.0\jre\bin\keytool.exe -import -alias <エイリアス名> -trustcacerts -file <証明書のファイル名> -keystore <トラストストアーファイル名> -storepass <トラストストアーへのアクセスパスワード>
- Linuxの場合:
- Oracle社のWeb サイトからダウンロードしたJREが/usr/Java/jdk1.8.0ディレクトリにインストールされているときの設定例を次に示します。
- /usr/Java/jdk1.8.0/bin/keytool -import -alias <エイリアス名> -trustcacerts -file <証明書のファイル名> -keystore <トラストストアーファイル名> -storepass <トラストストアーへのアクセスパスワード>
- alias:トラストストアー内で証明書を識別するための名称を指定します。
サーバ証明書が複数ある場合は,トラストストアー内で使用されていない任意のエイリアス 名を指定してください。- file:証明書を指定します。
- keystore:インポート先のトラストストアーファイルのパスを指定します。
- 手順2でkeystoreオプションに指定したトラストストアーファイルのパスを環境変数HTMREST_CLI_CERTS_PATHに設定します。
なお,環境変数HTMREST_CLI_CERTS_PATHを設定しなかった場合,次のパスがデフォルトで設定されます。
- Windowsの場合:
- <Hitachi Command Suiteのインストール先フォルダ>\DeviceManager\HiCommandServer\tools\htmrest\HtmRestCerts
JREの環境変数については,「6.2.1 Java環境の設定」を参照してください。
- Linuxの場合:
- <Hitachi Command Suiteのインストール先ディレクトリ>/HiCommandServer/tools/htmrest/HtmRestCerts
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