Tuning Manager - Agents

[目次][索引][前へ][次へ]

18.2.1 htmchgjdk

形式

htmchgjdk { jdkpath Oracle JDKのインストール先ディレクトリ名
          | default
          | status }

機能

htmchgjdkコマンドは，Tuning Manager Agent REST APIコンポーネントが使用するJDKを，Agentのホスト単位で切り替えられます。また，Tuning Manager Agent REST APIコンポーネントが使用しているJDKを確認できます。

コマンドを実行できるホスト

HTM - Agent for RAID，またはHTM - Agent for NASがインストールされているホスト

実行権限

Windowsの場合
Administrators権限を持つユーザー（WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行）

UNIXの場合
rootユーザー権限を持つユーザー

格納先ディレクトリ

Windowsの場合
インストール先フォルダ\htnm\bin\

UNIXの場合
/opt/jp1pc/htnm/bin/

引数

jdkpath Oracle JDKのインストール先ディレクトリ名

Tuning Manager Agent REST APIコンポーネントが使用するJDKを，Oracle JDKへ切り替えたい場合に指定します。なお，Oracle JDKのインストール先ディレクトリ名は，相対パスでは指定できません。必ず絶対パスで指定してください。

default

Tuning Manager Agent REST APIコンポーネントが使用するJDKを，Hitachi Command Suite 製品に同梱されたJDKへ切り替えたい場合に指定します。

status

Tuning Manager Agent REST APIコンポーネントが使用しているJDKを確認したい場合に指定します。

注意事項

戻り値

0

status以外のオプションを指定した場合
正常終了した。

statusオプションを指定した場合
正常終了した。（Hitachi Command Suite 製品に同梱されたJDKを使用する設定である）
1 正常終了した。（Oracle JDKを使用する設定である）
10 コマンドの指定の形式に誤りがある。
247 レジストリから，Agentのインストール先ディレクトリのパス情報を取得できない。（Windowsの場合）
248 Hitachi Command Suite 製品に同梱されたJDKで，次のファイルがない。

Windowsの場合
Agentのインストール先フォルダ\htnm\HBasePSB\hjdk\jdk\bin\java.exe

Linuxの場合
/opt/jp1pc/htnm/HBasePSB/hjdk/jdk/bin/java
249 指定されたJDKのjava –versionコマンドの実行に失敗した。
250 指定されたJDKのjava –versionコマンドの実行に成功したが，指定されたJDKのバージョンの解析に失敗した。
251 指定されたJDKがサポート対象外である。
252 usrconf.cfgファイルが存在しない。
253 usrconf.cfgファイルの変更に失敗した。
254 JDKのインストール先ディレクトリを指すシンボリックリンクのリンク先を取得できない。
255 JDKのインストール先ディレクトリを指すシンボリックリンクの作成コマンドに失敗した。

Tuning Manager Agent REST APIコンポーネントが使用するJDKを，Oracle JDKへ切り替える方法

Tuning Manager Agent REST APIコンポーネントが使用するJDKを，Oracle JDKへ切り替える方法については，「7.1.10 Oracle JDKへの切り替え」を参照してください。

[目次] [前へ] [次へ]

[マニュアル発行元]

All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2020, Hitachi, Ltd.