Tuning Manager - Agents

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17.7.37 Storage Summary(PI)

機能

Storage Summary(PI)レコードには,ストレージシステムの稼働状況を示すパフォーマンスデータが格納されます。

HTM - Agent for RAIDがSLPR制限モードで起動している場合,監視対象SLPRの稼働状況の集約結果が格納されます。

デフォルト値および変更できる値

項目 デフォルト値 変更可否
Collection Interval 60
Collection Offset 0 ×
Log Yes ×
LOGIF 空白 ×

注※
変更できる値は60~3,600のうち60の倍数かつ3,600の約数です。

ODBCキーフィールド

なし

ライフタイム

インスタンスの生成から削除まで。

レコードサイズ

フィールド

PFM - View名
(PFM - Manager名)
説明 要約 形式 デルタ サポートストレージ データソース
ミッドレンジ エンタープライズ
Cache Memory Capacity
(CACHE_MEMORY_CAPACITY)
ストレージシステムのキャッシュメモリの容量(搭載メモリのうち,入出力キャッシュに割り当てられる容量。単位はメガバイト)。なお,HUS100シリーズおよびHitachi AMS2000/AMS/WMS/SMSシリーズの場合,空き領域に割り当てられている容量は含まれません。 COPY ulong No ※1
Cache Memory Usage
(CACHE_MEMORY_USAGE)
ストレージシステムのキャッシュメモリの使用量(メガバイト単位)。※2 COPY ulong No ※1
Cache Memory Usage %
(CACHE_MEMORY_USAGE_RATE)
ストレージシステムのキャッシュメモリの使用率。※2 % float No ※1 (CACHE_MEMORY_USAGE / CACHE_MEMORY_CAPACITY) * 100
Cache Side File Usage
(CACHE_SIDE_FILE)
キャッシュメモリのうち,Side Fileが使用している容量(メガバイト単位)。 COPY ulong No ※3
Cache Side File Usage %
(CACHE_SIDE_FILE_RATE)
キャッシュメモリのうち,Side Fileが使用している容量の割合。 % float No ※3 (CACHE_SIDE_FILE / CACHE_MEMORY_CAPACITY) * 100
Cache Write Pending Usage
(CACHE_WRITE_PENDING)
キャッシュメモリのうち,書き込み待ちデータが使用している容量(メガバイト単位)。※2 COPY ulong No ※1
Cache Write Pending Usage %
(CACHE_WRITE_PENDING_RATE)
キャッシュメモリのうち,書き込み待ちデータが使用している容量の割合。※2 % float No ※1 (CACHE_WRITE_PENDING / CACHE_MEMORY_CAPACITY) * 100
CHA Cache Path Usage %
(CHA_CACHE_PATH_USAGE_RATE)
チャネルアダプターとキャッシュスイッチ間のアクセスパス使用率の装置内平均。(%) % float No ※4
DKA Cache Path Usage %
(DKA_CACHE_PATH_USAGE_RATE)
ディスクアダプターとキャッシュスイッチ間のアクセスパス使用率の装置内平均。(%) % float No ※4
Interval
(INTERVAL)
情報が収集されたインターバルの秒数。 ADD ulong No
LDEV Count
(LDEV_COUNT)
予約フィールドのため使用できない。
Max Cache Memory Usage %
(MAX_CACHE_MEMORY_USAGE_RATE)
ストレージシステムのキャッシュメモリの使用率。なお,上位区分に要約されるときは,平均値ではなく,最大値が格納される。 HI float No ※1 CACHE_MEMORY_USAGE_RATE
Max Cache Side File Usage %
(MAX_CACHE_SIDE_FILE_RATE)
キャッシュメモリのうち,Side Fileが使用している容量の割合。なお,上位区分に要約されるときは,平均値ではなく,最大値が格納される。 HI float No ※3 CACHE_SIDE_FILE_RATE
Max Cache Write Pending Usage %
(MAX_CACHE_WRITE_PENDING_RATE)
キャッシュメモリのうち,書き込み待ちデータが使用している容量の割合。なお,上位区分に要約されるときは,平均値ではなく,最大値が格納される。 HI float No ※1 CACHE_WRITE_PENDING_RATE
Port Count
(PORT_COUNT)
予約フィールドのため使用できない。
Record Time
(RECORD_TIME)
ストレージシステムからデータが収集され,レコードが生成された時刻(グリニッジ標準時)。 COPY time_t No
Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)
レコードタイプ識別子。常に「PI」。 COPY string(8) No

注※1
監視対象のストレージシステムで性能統計情報を採取する設定をしている場合だけ,値が取得できます。

注※2
HUS100シリーズ,Hitachi SMSシリーズおよびHitachi AMS2000シリーズの場合,このフィールドにはパフォーマンスデータの収集間隔内の平均値が格納されます。Hitachi AMS/WMSシリーズ,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,VSP E990,HUS VM,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,Virtual Storage Platformシリーズ,Universal Storage Platform V/VMシリーズ,Hitachi USP,およびSANRISE Hシリーズの場合,このフィールドにはレコードを生成する時点での最新の値が格納されます。

注※3
VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,VSP E990,HUS VM,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,またはVirtual Storage Platformシリーズでは値を取得できません。

注※4
VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,VSP E990,HUS VM,VSP 5000シリーズ,Universal Storage Platform V/VM シリーズ,Hitachi USP,またはSANRISE Hシリーズでは値を取得できません。

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