Tuning Manager - Agents

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17.7.31 Port Summary(PI_PTS)(HTM - Agent for RAID)

機能

Port Summary(PI_PTS)レコードには,ストレージシステムの,ポートごとの読み取り/書き込み処理の状態を示すパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。

HTM - Agent for RAIDがSLPR制限モードで起動している場合,監視対象SLPRに所属するポートの情報だけを収集します。
以下の1および2はフィールド名は同じですが,出力される値は異なる内容であるため,一致しません。
1.PD_PTC_PORT_NUMBER,PI_PTS_PORT_NUMBER
2.PI_MPTX_PORT_NUMBER,PI_PTSX_PORT_NUMBER
そのため,ポートの情報の突き合わせを他のレコードと行う場合は,Port Name(PORT_NAME)フィールドを使用してください。

デフォルト値および変更できる値

項目 デフォルト値 変更可否
Collection Interval 60
Collection Offset 0 ×
Log Yes ×
LOGIF 空白 ×

注※
変更できる値は60~3,600のうち60の倍数かつ3,600の約数です。
また,Collection Intervalの値を変更できるのは,次に示すストレージシステムを監視している場合だけです。
  • HUS100シリーズ
  • Hitachi AMS2000/AMS/WMS/SMSシリーズ
  • VSP E990
  • VSP Gx00モデル
  • VSP Fx00モデル
  • HUS VM
  • VSP 5000シリーズ
  • VSP G1000
  • VSP G1500
  • VSP F1500
  • Virtual Storage Platformシリーズ
  • Universal Storage Platform V/VMシリーズ

ODBCキーフィールド

PI_PTS_PORT_NUMBER

ライフタイム

ポートの設定から解除まで。

レコードサイズ

フィールド

PFM - View名
(PFM - Manager名)
説明 要約 形式 デルタ サポートストレージ データソース
ミッドレンジ エンタープライズ
Avg I/O /sec
(AVG_IO_RATE)
ストレージシステムのポートに対する読み取り/書き込み処理の頻度(1秒当たりの回数)の平均値。 % float No ※1,※2 ※3
Avg Xfer /sec
(AVG_XFER_RATE)
ストレージシステムのポートに対する読み取り/書き込み処理の転送速度(1秒当たりのメガバイト数)の平均値。 % float No ※1,※2 ※3
CHA Name
(CHA_NAME)
チャネルアダプターの名称。 COPY string(16) No
Initiator Avg I/O /sec
(INITIATOR_AVG_IO_RATE)
ストレージシステムのポートに対する読み取り/書き込み処理の頻度(1秒当たりの回数)の平均値(InitiatorポートとExternalポートを合わせた値)。※4 % float No ※5
Initiator Avg Xfer /sec
(INITIATOR_AVG_XFER_RATE)
ストレージシステムのポートに対する読み取り/書き込み処理の転送速度(1秒当たりのメガバイト数)の平均値(InitiatorポートとExternalポートを合わせた値)。※4 % float No ※5
Initiator Max I/O /sec
(INITIATOR_MAX_IO_RATE)
ストレージシステムのポートに対する読み取り/書き込み処理の頻度(1秒当たりの回数)の最大値(InitiatorポートとExternalポートを合わせた値)。※4※6 HI float No ※5
Initiator Max Xfer /sec
(INITIATOR_MAX_XFER_RATE)
ストレージシステムのポートに対する読み取り/書き込み処理の転送速度(1秒当たりのメガバイト数)の最大値(InitiatorポートとExternalポートを合わせた値)。※4※6 HI float No ※5
Initiator Min I/O /sec
(INITIATOR_MIN_IO_RATE)
ストレージシステムのポートに対する読み取り/書き込み処理の頻度(1秒当たりの回数)の最小値(InitiatorポートとExternalポートを合わせた値)。※4※6 LO float No ※5
Initiator Min Xfer /sec
(INITIATOR_MIN_XFER_RATE)
ストレージシステムのポートに対する読み取り/書き込み処理の転送速度(1秒当たりのメガバイト数)の最小値(InitiatorポートとExternalポートを合わせた値)。※4※6 LO float No ※5
Initiator Total IO Count
(INITIATOR_TOTAL_IO_COUNT)
予約フィールドのため使用できない。
Initiator Total Mbytes
(INITIATOR_TOTAL_MBYTES)
予約フィールドのため使用できない。
Interval
(INTERVAL)
情報が収集されたインターバルの秒数。 ADD ulong No
Max I/O /sec
(MAX_IO_RATE)
ストレージシステムのポートに対する読み取り/書き込み処理の頻度(1秒当たりの回数)の最大値。※6 HI float No ※1,※2 ※3
Max Xfer /sec
(MAX_XFER_RATE)
ストレージシステムのポートに対する読み取り/書き込み処理の転送速度(1秒当たりのメガバイト数)の最大値。※6 HI float No ※1,※2 ※3
Min I/O /sec
(MIN_IO_RATE)
ストレージシステムのポートに対する読み取り/書き込み処理の頻度(1秒当たりの回数)の最小値。※6 LO float No ※1,※2 ※3
Min Xfer /sec
(MIN_XFER_RATE)
ストレージシステムのポートに対する読み取り/書き込み処理の転送速度(1秒当たりのメガバイト数)の最小値。※6 LO float No ※1,※2 ※3
Port Name
(PORT_NAME)
ストレージシステムのポート名。 COPY string(64) No
Port Number
(PORT_NUMBER)
ストレージシステムのポート番号。 COPY string(8) No
Port Role
(PORT_ROLE)
このポートに割り当てられている種別
  • Target
  • Initiator
  • RCU Target
  • External
  • Bidirectional
  • (空文字列): FICONの場合
string(16) No
Read I/O /sec
(READ_IO_RATE)
予約フィールドのため使用できない。
Read I/O Count
(READ_IO_COUNT)
予約フィールドのため使用できない。
Read Mbytes
(READ_MBYTES)
予約フィールドのため使用できない。
Read Response Rate
(READ_RESPONSE_RATE)
予約フィールドのため使用できない。
Read Total Response
(READ_TOTAL_RESPONSE)
予約フィールドのため使用できない。
Read Xfer /sec
(READ_XFER_RATE)
予約フィールドのため使用できない。
Record Time
(RECORD_TIME)
ストレージシステムからデータが収集され,レコードが生成された時刻(グリニッジ標準時)。 COPY time_t No
Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)
レコードタイプ識別子。常に「PTS」。 COPY string(8) No
Total I/O Count
(TOTAL_IO_COUNT)
予約フィールドのため使用できない。
Total Mbytes
(TOTAL_MBYTES)
予約フィールドのため使用できない。
Write I/O /sec
(WRITE_IO_RATE)
予約フィールドのため使用できない。
Write I/O Count
(WRITE_IO_COUNT)
予約フィールドのため使用できない。
Write Mbytes
(WRITE_MBYTES)
予約フィールドのため使用できない。
Write Response Rate
(WRITE_RESPONSE_RATE)
予約フィールドのため使用できない。
Write Total Response
(WRITE_TOTAL_RESPONSE)
予約フィールドのため使用できない。
Write Xfer /sec
(WRITE_XFER_RATE)
予約フィールドのため使用できない。

注※1
監視対象のストレージシステムで性能統計情報を採取する設定をしている場合だけ,値が取得できます。

注※2
次のストレージシステムの場合,ポートタイプが「NAS」のときは,値を取得できません。
  • HUS100シリーズ
  • Hitachi SMSシリーズ
  • Hitachi AMS2000シリーズ
  • Hitachi AMS/WMSシリーズ

注※3
ポートタイプが「ESCON」および「FICON」の場合,VSP 5000シリーズ,VSP G1000(80-03以降),G1500,VSP F1500のときだけ,値が取得できます。

注※4
Port Roleフィールドの値が"Bidirectional"以外の場合は0になります。

注※5
HUS VM,VSP G1000,G1500,VSP F1500,Virtual Storage Platformシリーズ,Universal Storage Platform V/VMシリーズ,Hitachi USP,およびSANRISE Hシリーズでは値を取得できません。

注※6
次に示す条件のうち,どちらかに該当する場合,分単位のレコードに格納されるとき,またはリアルタイムレポートに表示されるときに限り,このフィールドの値は平均値になります。
  • 監視対象ストレージシステムがHUS100シリーズまたはHitachi AMS2000/AMS/WMS/SMSシリーズである。
  • 監視対象ストレージシステムがVSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,VSP E990,HUS VM,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,Virtual Storage PlatformシリーズまたはUniversal Storage Platform V/VMシリーズであり,Collection Intervalの値を60より大きい値に設定している。

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