Tuning Manager - Agents

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17.7.23 Pool Frequency Distribution(PD_PLF)

機能

Pool Frequency Distribution(PD_PLF)レコードには,Dynamic ProvisioningプールのページIO処理状況を示すパフォーマンスデータが格納されます。

  • Copy-on-Write Snapshotのプール,Thin Image のプールおよびTier管理を行わない Dynamic Provisioningのプールの情報は収集しません。
  • Dynamic Provisioningのプールが閉そくしている場合,HTM - Agent for RAIDはプールの情報を収集しません。ただし,Dynamic Provisioningのプールの容量の使用率が100% になっているためにDynamic Provisioningのプールが閉そくしている場合だけは,プールの情報を収集します。
次の注記はエンタープライズストレージの場合だけ,該当します。
  • 履歴データは,ストレージシステムのモニタリング情報が更新された場合に格納されます。ただし,HTM - Agent for RAIDを起動した直後にレコードを収集した場合は,前回の収集時と同じデータが格納されることがあります。
  • ストレージシステムで一度もモニタリング情報が収集されていない場合,Dynamic Provisioningのプールの情報は収集されません。
  • HTM - Agent for RAIDがレコードを収集している場合にストレージシステムがモニタリ ング情報を集約しているとき,レコードの収集が取り消されます。この場合,共通ログに KAVF18514-Wメッセージが出力されます。
    KAVF18514-Wメッセージが頻繁に出力される場合は,Collection IntervalまたはCollection Offsetの設定値を変更してDynamic Provisioningのプールのモニタリング情報とPD_PLFレコードが同時に収集されないようにしてください。
    Collection IntervalまたはCollection Offsetの設定値を変更する方法については,マニュ アル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,稼働監視データの管理について説明している章を参照してください。

デフォルト値および変更できる値

項目 デフォルト値 変更可否
Collection Interval 3600 ※1
Collection Offset from Top of Minute 0 ※2
Log Yes
LOGIF 空白 ×

注※1
変更可能な値は,60の倍数かつ3,600の約数, または3,600の倍数かつ86,400の約数です。

注※2
変更できる値はCollection Intervalの範囲内かつ0~32,767です。

ODBCキーフィールド

PD_PLF_POOL_ID,PD_PLF_PARTITION_NUMBER

ライフタイム

Tier管理を行うDynamic Provisioningのプールの設定から解除まで。

レコードサイズ

フィールド

PFM - View名
(PFM - Manager名)
説明 要約 形式 デルタ サポートストレージ データソース
ミッドレンジ※1 エンタープライズ※2
Avg Page I/O /sec(AVG_PAGE_IO_RATE) プールに対するページの読み取り/書き取り処理頻度(1 秒当たりの回数)。 float No
Capacity(CAPACITY) プールの容量(ギガバイト)。 float No
Collection Time (COLLECTION_TIME) ストレージシステムからデータを収集した時間(グリニッジ標準時) time_t No
Interval(INTERVAL) 情報が収集されたインターバルの秒数。 ADD ulong No
Monitor Collection End Time(MONITOR_COLLECTION_END_TIME) ストレージシステムのモニタリング情報採取が終了した時刻。※3,※4 string(32) No
Monitor Collection Start Time(MONITOR_COLLECTION_START_TIME) ストレージシステムのモ ニタリング情報採取が開 始された時刻。※3,※4 string(32) No
Partition Number(PARTITION_NUMBER)
  • エンタープライズストレージの場合:パーティション番号(0~125)。
  • ミッドレンジストレージの場合:I/O区間番号(0~495)。
string(8) No
Pool ID(POOL_ID) プールのPool ID。 string(8) No
Record Time (RECORD_TIME) ストレージシステムからデータを収集した時間(グリニッジ標準時)。 COPY time_t No
Record Type(INPUT_RECORD_TYPE) レコードタイプ識別子。常に「PLF」。 COPY string(8) No

注※1
Hitachi SMSシリーズ,Hitachi AMS2000シリーズおよびHitachi AMS/WMSシリーズでは値を取得できません。

注※2
Universal Storage Platform V/VMシリーズ,Hitachi USP,およびSANRISE Hシリーズでは値を取得できません。

注※3
ストレージシステム側の時刻が取得されます。

注※4
「YYYY/MM/DD hh:mm:ss」の形式で表示されます。

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