Tuning Manager - Agents

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10.2.5 インスタンス環境の削除

この項の構成
(1) HTM - Agent for RAIDホストでのインスタンス環境の削除
(2) Tuning Manager serverホストでのサービスの情報の削除

(1) HTM - Agent for RAIDホストでのインスタンス環境の削除

インスタンス名を確認し,インスタンス環境を削除します。

インスタンス名を確認するには,jpcconf inst listjpcinslist)コマンドを使用します。また,構築したインスタンス環境を削除するには,jpcconf inst unsetupjpcinsunsetup)コマンドを使用します。これらのコマンドについては,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。

インスタンス環境を削除する手順を次に示します。

  1. インスタンス名を確認する。
    HTM - Agent for RAIDを示すサービスキーを指定して,jpcconf inst listjpcinslist)コマンドを実行します。
    jpcconf inst list -key RAID(jpcinslist agtd)
    設定されているインスタンス名が35053の場合,35053と表示されます。
  2. インスタンス環境のPFM - Agentのサービスが起動されている場合は,停止する。
    サービスの停止方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。
  3. インスタンス環境を削除する。
    HTM - Agent for RAIDを示すサービスキーおよびインスタンス名を指定して,jpcconf inst unsetupjpcinsunsetup)コマンドを実行します。
    設定されているインスタンス名が35053の場合,次のように指定します。
    jpcconf inst unsetup -key RAID -inst 35053(jpcinsunsetup agtd -inst 35053)
    ここでは,対話形式の実行例を示していますが,jpcconf inst unsetupコマンドは非対話形式でも実行できます。jpcconf inst unsetupコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のコマンドについて説明している章を参照してください。
    jpcconf inst unsetupjpcinsunsetup)コマンドが正常終了すると,インスタンス環境として構築されたフォルダ,サービスIDおよびWindowsのサービスが削除されます。なお,指定したインスタンス名のサービスが起動されている場合は,停止を問い合わせるメッセージが表示されます。

(2) Tuning Manager serverホストでのサービスの情報の削除

HTM - Agent for RAIDでインスタンス環境を削除すると,jpctool service listjpcctrl list)コマンドではサービスの情報は表示されなくなります。ただし,Tuning Manager serverが保持する情報は削除されないため,Performance Reporterではサービスの情報が表示されます。Tuning Manager serverホストでjpctool service deletejpcctrl delete)コマンドを実行し,サービスの情報を削除したあと,PFM - ManagerおよびPerformance Reporterを再起動してください。

次にjpctool service deletejpcctrl delete)コマンドで指定する値と指定例を示します。

指定する値

指定例

jpctool service delete -id D?135053[host03] -host host03(jpcctrl delete D?135053[host03] host=host03)

コマンドについては,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。

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