Tuning Manager - Agents
htmhsbackupコマンドを使用して,パフォーマンスデータおよび設定情報ファイルのバックアップを取得できます。設定情報ファイルには,HTM - Agents共通コンポーネントの設定ファイルも含みます。
Performance Managementの定義情報とStoreデータベースのイベントデータのバックアップについては,マニュアル「JP1/Performance Management運用ガイド」のバックアップとリストアについて説明している章を参照してください。
バックアップの実行単位を次に示します。
- Agentホスト単位
- Agent種別単位
- Agentインスタンス単位
- 補足
- バックアップデータは,障害時のデータ復旧に備えるだけでなく,Hybrid Storeで運用できる状態の別ホストに移行することもできます。
- この項の構成
- (1) 前提条件
- (2) 手順
バックアップ実行時の前提条件を次に示します。
- バックアップ対象ホストにHybrid Storeへ移行中のHTM - Agentsが存在しないこと。
- バックアップデータの出力先フォルダが存在すること。
- バックアップデータの出力先フォルダの空き容量が,バックアップデータの容量と同等,または大きいこと。
次のコマンドを実行してバックアップしてください。
- Agentホスト単位でバックアップする場合
インストール先フォルダ\htnm¥bin¥htmhsbackup –dir バックアップデータの出力先フォルダ
- Agent種別単位でバックアップする場合
インストール先フォルダ\htnm¥bin¥htmhsbackup –dir バックアップデータの出力先フォルダ –key agtx※
- インスタンス単位でバックアップする場合
インストール先フォルダ\htnm¥bin¥htmhsbackup –dir バックアップデータの出力先フォルダ –key agtx※ –inst インスタンス名htmhsbackupコマンドの詳細については,「18.2.2 htmhsbackup」を参照してください。
- 注※
- 「x 」には,PFM - Agent のプロダクトID が入ります。プロダクトID については,「付録H. 識別子一覧」を参照してください。
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