Tuning Manager ユーザーズガイド
- この項の構成
- (1) スタンドアロンモードについて
- (2) LANG環境変数の設定について
スタンドアロンモードでエージェントを起動した場合,アラームによるパフォーマンスデータの監視,およびアラームイベントに対するアクションの実行はできません。
また,接続先のTuning Manager serverまたはAction Handlerサービスを停止すると,アクションが実行されません。アクションを実行させる場合は,接続先のTuning Manager serverおよびAction Handlerサービスを起動してください。
Tuning Manager serverホストおよびエージェントホストのLANG環境変数が日本語にそろっていない環境で,日本語を使用したアラームテーブルをバインドしている場合,日本語を使用したアラームは正常に評価されません。アラームしきい値を超えている場合でも,エージェント階層の[アラームの状態の表示]画面に表示されているアラームアイコンが正常状態のまま変わらないといった事象が発生することがあります。
Tuning Manager serverホストおよびエージェントホストのLANG環境変数を,日本語にそろえて運用してください。LANG環境変数の設定は共通メッセージログを確認し,最新のサービス起動メッセージが日本語と英語のどちらで出力されているかで確認してください。
なお,Tuning Manager serverホストが英語環境の場合,現在の設定のまま日本語環境に変更すると,既存のアラーム定義が文字化けして削除できなくなります。このため,次の作業を実施してください。
- 定義内に日本語を使用したアラームテーブルが必要な場合は,Performance Reporterからすべてエクスポートする。
エクスポートする際に,PFM - Managerのjpctool alarm export(jpcalarm export)コマンドは使用できません。- 定義内に日本語を使用したアラームテーブルをすべて削除する。
- Tuning Manager serverを停止する。
- PFM - Managerを停止する。
- Tuning Manager serverホストのLANG環境変数を日本語に変更する。
- PFM - Managerを起動する。
- Tuning Manager serverを起動する。
- 手順1でアラームテーブルをエクスポートした場合は,Performance Reporterまたは,PFM - Managerのjpctool alarm import(jpcalarm import)コマンドを使用して,アラームテーブルをインポートする。
また,日本語および英語の混在環境での,そのほかの注意事項については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,日本語版と英語版の混在環境での注意事項について記載している章を参照してください。
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